合格した人だけ知っているだれでも国立大学医学部に合格できる裏技勉強法を全部紹介するブログ

偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

Ameba TVの72時間テレビでもとSMAPの3人が新しいことをやろうとしている姿をみて二元論があったので書いておきます。
二元論ユーザーのために。

新陳代謝という言葉は

新しい VS 陳旧

という2元性があって、入れ代わるということです。外枠は同じで見た目上変わりないけど、別物になる。

72時間テレビには、

新しい個人事務所 VS ジャニーズ事務所

という構図だけでなく、

新しいインターネットメディア VS 旧態依然とした大手5局によるテレビマスメディア

も加わっている。

テレビの企画も

72時間 VS 24時間

(超長い) VS (少し長い)

と、2元性がある。

こういうところに面白さがあって、放送内容も面白かった。


昨今、同じような例がいくつもある。

タモさんがいいともをやめたおかげで、ブラタモリを始めることができた。

ブラタモリ VS いいとも

ブラタモリはちい散歩と違って、完全に日本列島地学、歴史勉強番組になっている。

タモさんはいいともという長寿番組を捨てて、新しい地学、歴史番組を作り出した。


一方、これから、古いものが壊れる様子を経験できるものもある。

めちゃイケもとんねるずのみなさんのおかげでしたも、旧態依然としたものを壊そうとして現れたバラエティー番組だったのに、長寿番組になって、自身が旧態依然になってしまった。

バラエティー番組にかぎらず、自動車産業も徐々に起こっている。

電気 VS ガソリンエンジン

とか。

新しい VS 古い

の代謝がおこる様子はいつの時代も、見ていて面白いし、

自分が携わっている医療というか医学の領域でも、自分が新しいものを作って、古いものを代謝していかないといけないなぁと思ってます。
【論文作成入門講座】学会発表から論文投稿の技術データベース

新シリーズです。学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文作成に関する知識、技術がたまってきましたのでデータベースしていこうと思います。
申し訳ありませんが、これからの内容は医学論文関連だと思ってください。

【目次】
1.総論|学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文するとはどういうことか→人類の未到達点を少し広げること
 1.1.論文作成の人生における意味
 1.2.誰もやっていないことの楽しさと調べるのに付随して実力がつく
 1.3.サイエンスの諦観に克つ
 1.4.書き方のコツは二元論を酷使するのみ
 1.5.論文に書き終えなければ、どんな研究もやったことにならない
 1.6.論文を書いているうちに、論文を読む能力と解釈する能力と生み出す能力が自然についてくる。
2.ネタを見つける。仮説をたてる。
3.データを集める。
4.データを解析する。
5.仮設が正しい、正しくないとわかって、みんなに知ってもらいたい内容がでてきたら、学会でポスターにするか口頭発表する。
6.学会発表する。雑誌に投稿する。そして、論文になる。Pubmedにのる。
6.1 ポスターをデザインする。
6.2 
7.『仮想論文作成』-速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

以下本文。
1.総論|学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文するとはどういうことか→人類の未到達点を少し広げること
 1.1.論文作成の人生における意味
論文を作るのは、こんなイメージだとあるひとが言ってました。

『人類の叡智が地球の大きさだとしたら(1周4万キロメートルの球体)、

論文を出すのは、1mmだけ、その球体から出っ張ることだ』

と。 

世の中にないものを作る(新しいエビデンスを作る)というのは、株式会社に入れば、仕事としてやることになりますが、科学者(特に医者)は自分のやる気で、新しいものを作る必要があります。




上記の本を読んで、せっかく、医者になったんだから、健康診断や寝当直のバイトばっかりやってないで、人類の健康に奉仕しましょう。


 1.2.誰もやっていないことの楽しさと調べるのに付随して実力がつく

世界で誰も知らないことを、自分だけが知っているという状況が生まれます。これにときめきや情熱を感じることができれば、あなたはすでに論文を書けているも同然です。

口うるさい上級医も、偉そうにしている診療部長も知らないことを、自分だけ知っているし、そして、そのことについて、誰よりも詳しいというのは、研修医時代になめられていた分だけ、優越感を抱けるようになります。

ひとつのことを深く掘り下げると、様々な論文を付随して読み込む必要があります。そこで得た知識は、他の疾患にも敷衍することができ、他の疾患の理解が容易になるというメリットがあります。

  1.3. 医学界におけるサイエンスへの諦観

医者は科学者なんですが、『おれ、臨床だけやってたい。金にならないし』、とか、『わたし、論文とかムリ。こどもほしいし。もう疲れたし。』というひとが8~9割がたです。(独自の統計なので、もっといるかもしれません。現役で論文を1年に1個以上だしていない医者の割合です。)これが、ぼくが命名した『医学界におけるサイエンスへの諦観』問題です。

多くの医者が現状の給料に満足しており、家庭環境や労働環境からも、論文を書くのを諦めています。

残り1割の医者ががんばって、医学の地平線を広げています。それで、医学が発展しているのだから、そりゃ日進月歩だよなぁと思います。

逆に、臨床よりも、論文を書くことや、実験に興味があると、サイコパスなんじゃないかとか、コミュニケーションが嫌いなアスペルガー症候群の自閉症スペクトラムの医者なんじゃないかと、うがった見方をされがちです。臨床できるほうが偉いとか、地方の大病院で手術件数が多いほうがすごいという発想になる。

こういう発想がさらに、『医学界におけるサイエンスへの諦観』に拍車をかけます。

1.4.書き方のコツは二元論を酷使するのみ

分析 VS 統合
定量 VS 定性
帰納 VS 演繹

これらを使いまくっているうちに論文ができてきます。
逆にいうと、これらがうまく意識して使われていない論文はダメウーマンならぬダメ論文です。
二元論が使えなければキャリアウーマンになれず、ダメウーマンです。

まず、帰納的にやっていきましょう。
先行論文を大量にPubmedから検索してダウンロードします。
探し方は紹介した本の50のテクニックの中に入っていますのでそれを参照。

そして、分析です。
とりあえず、イントロダクション。
この中の最初に書かれているのはたいてい、疫学です。
疫学から書きましょう。
大量に探し出した先行論文の疫学の文章を抽出します。それらの参考文献を孫引きします。
そして、ダウンロードして、疫学の記述があっているのか、検証します。

先行論文の疫学の文章をひとつひとつ並べて眺めます。演繹です。

たいてい同じ内容が書いてあるので、 SVC をシャッフルして、同じ意味だけど、同じ動詞や名刺、形容詞を使わないように文章をずらします。thesaurusが頭に入って入れば調べなくても、文体を変えるだけでコピペ防止AIから逃れられます。

Fool-proof Englishになっているかチェックして完成です。冗長な表現はシンプルにでしたね。
あとは引用文献を投稿する雑誌に合わせて引用するだけです。

この作業を疫学以外にも、治療法などにも応用します。

5回くらいこの作業をすると、気づかぬうちに統合され、イントロダクションができあがります。

おめでとうございます。みなさんはもうすでに論文がかけるようになったも同然です。

マテリアルズ アンド メソッズでは定量的になにを分析したかを表現し、要素還元主義に徹します。
みなさんの論文を使って、実際に治療するときに必要な知識をそこにすべて盛り込みます。冗長になる場合はアペンディクスに入れましょう。
再現性の高さが問われます。
定量データは常にEZRを使って統計解析したり、エクセルに打ち込んで、定性的な図、表を作ります。

分析 VS 統合
定量 VS 定性
帰納 VS 演繹

結局、これしか使わずに、論文も作れてしまうことがわかってしまいましたね。

総じて、論文執筆には『二元論を使う』だけだってことです。

1.5.論文に書き終えなければ、どんな研究もやったことにならない。強固な鎖をつくれば、自分の誇りになる。

No work is done, until the paper is done. (ポォーん ♪)


山中伸弥教授のプロフェッショナル仕事の流儀を見ました。

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0911/

なぜ山中伸弥教授はここまでNHKの密着取材をさせたのかと思いました。

プライベートもさらけ出して。

それは、『職業紹介』と『寄付金集め』と『後進を育てる』ためだと思います。

日本は科学技術立国です。世界でもっとも、サイエンスとテクノロジーで『すんげぇ~』と人類を言わしめる国。ジャパン。

アメリカや中国みたいに広大な国土と人口がないので、ドイツを見習って、サイエンスとテクノロジーで人類の叡智を押し広げてきた。

医学の世界でも、『iPS細胞で臓器を作り出してしまえば、どんな病気になっても臓器ごと交換してしまえばいいので病気を克服できる』という裏技を山中伸弥教授が作り出したわけ。(病気の理屈や薬の開発を待たなくても克服できるところがすごい。がんも治せないけど、がんになった臓器を交換すれば死なない状態を作れる。脳転移したらだめじゃないかって?脳転移はガンマナイフでもぐらたたきし続けられる)

父親の肝臓がん罹患がきっかけで、そんなミラクルを実現させようとおもったところがすごい。

整形外科を志望して、発生生物学に変えちゃうところもすごい。

「論文を書く」ということが「鎖のひとつになる」ということ。

「バベルの塔を築くため、階段を一段作る」でもなんでもいい。

天才的科学者はかならずこの哲学というか思想というか、キャッチフレーズをいいますよね。

NHKのホームページから以下、引用。

『この春山中は、ひとりの研究者として、新たな研究に本格的に着手。その極秘の研究現場に、初めてカメラの密着が許された。iPS細胞に匹敵するかもしれないと取り組むのは、遺伝子「NAT1(ナットワン)」。まだ多くの謎に包まれており、その解明に挑む。山中は、さまざまな専門家の力を結集して、徹底的に多角的に、粘り強くNAT1を調べ上げていく。そこには、「鎖のひとつになる」という山中の哲学があった。生命科学はあまたの研究の積み重ね。iPS細胞を作成できたのも、それまでに多くの研究者たちがつないできた長い長い鎖があったからこそなしえたと山中は考える。ひとつひとつの鎖の輪をつなげていけば、いつか真実にたどりつく。だから、自分の目の前の鎖をしっかりと完成させる。それが、研究者としての誇りだという。』

初めての論文を書き終えた自分だから言えるのですが、やっと、ひとつ自分にも鎖をつなげられたなぁと思う。

ブログや電子書籍を書くということも通底する思想は同じなのですが、公的に認められた鎖は結局、論文を投稿して受理されることしかない(医学の世界だと)。産業の世界だったら、特許を取ること。

日本は鎖の数と質が良い方だったから、貿易大国になれた。

少子高齢化で若い人が特許や論文を出さなくなったらと危惧されてますが、ぼくはまず、ひとつ鎖を作りました。

中高生のみなさんも、二元論とデータベースと速聴写真記憶で論文なり特許なりを作ってください。

つぎの目標は特許かなぁ。

追伸。

『職業紹介』と『寄付金集め』と『後進を育てる』について。

『職業紹介』:ノーベル賞を取った現役の科学者の生き様が見られるのは、この番組だけ。中高生にとって、これほど、魅力的なテレビ番組はない。

『寄付金集め』:日本人の富裕層よ。無駄に贅沢品ばっかり買わないで、無駄に相続税払わないで、新進気鋭の科学者に研究費を寄付してください。お願いします。京都大学のiPS研究所の研究員はみんな少ない給料で、派遣社員扱いです。こんなに世界でも最先端のことをやっているのに不当すぎる。本当にかわいそう。

『後進を育てる』:後進であるぼくもそうですが、かなり影響を受けました。国や企業から研究費をもらって、送迎リムジンもついて、日本とアメリカを股にかけて研究するっていうのは、カッコイイですよね。

今、まさに、そこにいる、患者を救うのに間に合わせる基礎研究ってすごい。

ぼくも、そういう特許を生み出したいと思ってます。

1.6. 論文を書いているうちに、論文を読む能力と解釈する能力と生み出す能力が自然についてくる。

他人の論文を批判できるのは、自分がうまい論文を書けるからにほかならないことは、自分が論文を書き終わったことによって痛感しました。

論文を書くには、「この部分は、他のパイセン(先行論文の執筆者)はどう書いてごまかしたんだろう?」という疑問を持ちながら読むことになります。

論文はたいていわかっていないことだらけの部分に立ち入るので、パイセンもごまかして書いています。わかりきっていることなんて、論文に書く必要ないんです。

このごまかしかたがわかってくると論文を書くスピードがあがる。

『論文はAbstractとマテメソ、resultだけで価値が決まる。強い鎖かどうかわかる。』

二元論が使えている論文執筆者かどうかは、上記3つを読めばすぐにわかります。

イントロダクションもディスカッションもコンクルージョンも読まなくていい。この3つを読んでもなにも新しいことは書いていません。いかにわからないことをごまかしたかどうかが書いてあります。

これが読む能力。

次に、解釈する能力。

ガイドラインは「鎖(山中伸弥教授の記事を参照)」をつなげて解釈しています。

つまり、ガイドライン作成者の鎖のつなげ方によって、解釈が変わってしまうリスクがあるということです。

鎖の本質は、マテメソとリザルトです。ここから得られるp値からどれだけ信頼できる二元論が得られるかがわかる。

「Aという治療をすると、B%のひとがCになる(p値)」だから、Aという治療が勧められる(推奨度D)

ガイドラインを棒読みしてると、つまり、論文を孫引きせずに、マテメソとリザルトを読まないと、なにも解釈せずにガイドラインを鵜呑みにしているだけです。

これをやっちゃうと山中伸弥教授でいうところの「プロフェッショナル」にはなれません。

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0911/

山中伸弥教授:「プロフェッショナルとは自分が何もわかっていないということをわかっているということ。

そして、それを乗り越えるように、ずっと努力ができること。」

ガイドラインを読んだだけでは、自分が何もわかっていないということをわかっていることにはなりませんよね。

次に、生み出す能力。

さきほど、いかにわからないことをごまかして書いたかパイセンの論文を探しに行くと書きましたが、そのごまかしを研究すればいいんです。かんたんですよね。

クリニカルクエッションなんてすぐに見つかる。論文を書けば。

ごまかして書かざるをえない状態に追い込まれるので、否応なく、次のネタをぶち当たってしまう。

論文を書こうとしないで、読んでばかりいても、表面だけさらっているだけなので、このごまかしに気づけません。

また、

また山中伸弥教授のプロフェッショナル仕事の流儀からの引用ですが、「予想外にこそくらいつく」ことでも、論文のネタになります。

患者さんが予想外に副作用がでたり、出なかったり、予想外に治ったり、治らなかったりしたら、患者さんに感謝して、それを論文のネタにさせていただく。


2.1 ネタを見つける。

2.2 ネタを見つけてデータを集め始めた時点から、論文を書き始める。

イントロダクション、マテメソはデータを集めながらも、書き始められる。

方向性が見えたら、リザルト、ディスカッションも書ける。

データを集め終わったら、解析して、アブストラクトを書く。

タイトルをつけて、即、投稿。

6.

7.『仮想論文作成』-速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

ぼくが提唱している勉強法におけるコアな方法論である速聴写真記憶法

これを利用した被験者群Aといままでの勉強法を続けていたコントロール群Bで成績があがるかフォローします。

その結果、3年後に大学に合格できるかを定量します。前向き研究です。

タイトル
速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

アブストラクト

イントロダクション

マテリアル & メソッド

リザルト

コンクルージョン

ディスカッション

リファレンス

アクノレッジメント

アペンディクス

論文作成に必要なツール

1.PCまたはMAC
MACの Word と Excelはとても使いづらいので、すべてWindowsで統一するほうがいいと思います。

かっこよさと見栄えでMACBOOKをつかっていますが。科研費で買うのはWindows Surfacebookにしようと思います。

2.アプリ

2.1. Excelでデータ入力
デファクトスタンダード。これ以外ない。

2.2. Scrivenerで論文書いて、推敲

2.3. Dropboxでつねにバックアップ

2.4. Google chromeでPubmedで先行研究検索。
すぐにDropboxで連携し、スマホで読む。
PDFに書き込みながら読むのを何度かやりましたが、そのうち、必要ないと気づき始めます。

2.5 Papers3は使えないので、フォルダを階層構造にして整理する。
EndnoteやPapers3などの論文管理ソフトは結局使えないことがわかったので、


続く。

AIスピーカーの呼びかけは、「ドラえもん」しか考えられない問題。

なんで

「へいしり」
「おーけーぐーぐる」
「あれくさ」

なのか。

「屁。お尻」
「桶。ぐるぐる」
「あれ臭」

どう考えても、日本語になじまない。どれもアメリカ人が考えていて、日本にローカライズできてない。

日本人が慣れ親しんだ、藤子F不二雄の生み出した最強AI 

ドラえもん。

なぜ、ドラえもんを呼びかけとして使わないのか。

例。

ぼく:「どらえもん」

AIスピーカー:「なぁ~にぃ~?」

ぼく:「来週雨降る?」

AIスピーカー:「来週の週間天気は月曜が晴れ、火曜が・・・・」

例2.

ぼく:「どらえもん」

AIスピーカー:「なぁ~にぃ~?」

ぼく:「山下達郎とRADWIMPSと中田ヤスタカの曲流してよ。」

AIスピーカー:「適当に選んで流すねぇ~♪」


本当に、自然な会話にしてほしい。

「音楽流して。」とか「天気予報は?」とか、どらえもんにのび太くんが言いますか?

「音楽聞きたいな。」とか「雨降る?」でしょ。

それくらい、ディープラーニングで理解できるはず。

大山のぶ代さんが存命のうちに、人口音声データを収録しておくべきだと思う。
どうも。内科医です。(この記事を書いた時は、医学生でした。)
お子さんを医者にしたい,あるいは,有名国立大学や有名私立大学の理系に入学させて,世界に名をはせるようなエンジニアやサイエンティストにしたいとお考えの親御さんへ。

親御さんのコメントをいただいて,このタイトルのような記事を書いてみる気になりました。参考にしてみてください。
以下,こどもを医者にするためのデータベースです。

1.親の偏差値や教育費用は関係ないが,中学あるいは,高校選びは大切。
ぼくの親もたいした大学をでていないし,身内に医者はいないのですが,こどもであるぼくは国立の医学部医学科にいます。(知らないかたもいらっしゃるかもしれませんが、国立の医学部医学科なら年間の授業料は50万くらいで、親の収入が低い場合、たいてい、半額か全額免除されます。あと親のすねをかじらずに、学生は奨学金だけで生活できます。ちなみに、私立の医学部は年間の授業料が20倍の1000万くらいなので、ぼんぼんじゃないと入れませんので最初からあきらめてください。)

ぼくのクラスメートでも確かに,医者の息子,娘,大学教授の息子といったボンボンはいっぱいいますが,それでも,5割がたの学生は普通の家庭で育っています。
(教育費用をかければかけるほど、成績がよくなる相関はあるでしょうけど、お金をかけなくても、親御さんの親身な教育があれば、そして、なによりこのブログがあれば、なんとかなります。このブログのプロジェクトを推進させるための、ご寄付をお願いします。)

塾(鉄緑会とか、平岡塾とか、SEG、東進ハイスクールのような中高一貫の生徒用の塾)に行ったほうがいいですが,ぼくの書いている方法(二元論的理解とデータベースによる記憶の構築)をしっかり実践すれば,合格する実力はつきます。

でも!

中学,あるいは,高校選びを失敗すると,かなりお子さんを苦労させることになります。

なぜって,中高一貫校(あるいはその塾)に通わせないと,ものすごく大学受験には不利だからです。



中高一貫校に通わせないと,ものすごく大学受験に不利な理由。


1.高校受験が無駄

高校受験するとき,無駄に学校の成績を気にする必要があります。大学受験に必要のない国語,家庭科,技術,社会科といったいわゆるトリビアな知識を覚えなくてはなりません。

はっきりいって,これは遠回りです。

こんなことを覚える暇と労力があるなら,大学受験のための勉強をさせてください。

博学になっても,医学部や東大に合格できるだけの知識の構築はできません。

大学受験のスタートは小学校からはじまります。

別に有名な中高一貫校ではなくてもいいので(有名進学校に入ってしまうと、自分よりもはるかに実力のあるひとが多すぎてしまい、ピア効果が得られない可能性があります),高校受験をさせないかわりに大学受験の勉強を中学校1年生からはじめてください。

(小学校までは,掛け算,足し算,漢字の読み書き,読解能力以外はたいして力をいれないでいいです。)


2.中学一年生から大学受験をはじめたら,6年間を大学受験の準備に使えるが,高校1年生からはじめると3年間しか使えない。

この差はものすごくでかいです。2倍も違うんですから。

中学,高校の成績は適当な点数でいいんです。

6年間も勉強すれば,推薦入試や後期入試といったせこい方法を使わなくても,実力だけで合格できます。

要するに,ただ,実力だけをつければいい。


3.中高一貫校用の塾に通うと,高校1年生のときに,高校3年までの勉強が無理なく終わる。

ぼくは高校から中高一貫校に入りました。

中高一貫校用の塾(SEG、鉄緑会、平岡塾、東進ハイスクール、駿台、河合塾、代ゼミ、SAPIX)に通ったひとと同じクラスで学びました。

彼らは,ぼくよりも2年早く,大学受験のためのすべての範囲を勉強し終えました。

勝てるわけないですよね。

昨日,微分をはじめてならったぼくが,2年前にならったひとにどうやって勝てるんですか。

同じ土俵じゃないんです。

能力とか以前に,前提が違う。

学年は同じでも,スタート地点がまったく違うんです。

こういう状況になると,彼らから受けるのは劣等感だけです(ピア効果が得られない。ピア効果とは実力が似ている者どうしが競争することで、より努力すること。ピア効果が得られる環境に身をおくことが大切)。

ぼくが必死に勉強して80点取っても,彼らはまったく授業を聞かず,ノートもとらず,95点以上をとります。

彼らは,自分が2年も前にならったとは一言もいいませんから,ぼくはかれらを天才か!とおもうわけですが,まったくそんなことはない。

2年後には同じレベルに自分も立てますが,それには浪人しなければなりません。

こどもを浪人させたくない,あるいは,熾烈な受験勉強をさせたくないなら,中学生からコンスタントに大学受験の勉強をはじめてください。





2.中学生1年生が大学受験の勉強を始めるには?

とりあえず,過去の問題ができるようになればいい。

赤本を買ってきて,分析してください。

あるいは,たいしてお金をかけずにやりたいなら,通信教育もいいです。

さきどりすればいいんですよ。Z会や進研ゼミを。

別に教育の内容なんて今度10年は変わりませんから,さきに,飛び級して,1年生のときに2年生のZ会の資料を取り寄せればいい。





3.医者はもてるし,お金持ちになれるし,やりがいのある職業であることを洗脳する。

実際に,医者は,もてますし,普通のサラリーマンの2,3倍の給料ですし,患者の命を守る責任ある職業です。

ないたいと思わせるには・・・?

1.医療系ドラマを見せる。

ER とか ブラックジャックによろしくとか,コードブルーとか,白い巨塔とか・・・ おもしろいものはいくらでもあります。

小学生のうちから,DVDを買って,一緒に見てください。

医療の面白さに気づくはずです。






2.医療系漫画を読ませる。

ブラックジャック,医龍・・・おもしろい漫画はいっぱいあります。

家において,親御さんも読めば,子どもも読みます。






3.医者になることが親孝行であると,恩着せがましくなく,洗脳する。

たしかに,こどもが医者になると,親はうれしがります。

ご近所や親戚に鼻が高いでしょう。

こどもにはこんな言葉をかけてあげてください。調子に乗りますから。

「おまえは天才だな。将来はドクターか!」

とか

「ほんと,おまえは頭いいなぁ。いい脳外科になれる!」

とか

ほめ言葉の中に,職業を混ぜましょう。

「今日,病院いってきたんだけど,ほんと,医者ってかっこいいなぁ」

とか

「お父さんの病気,治してくれないかなぁー」

とか。


調子に乗ったら,こっちのもの。

うまく,自尊心をくすぐって,「自分は能力がある。医者になって,ひとを幸せにしたい。人助けをしたい。」というプライドみたいなものを作らせてあげてください。

すると,きつい勉強もがんばってやりますよ。



追伸

医者になるための受験は、一歩間違えると地獄のようにきついですが、上記のようにちゃんと6年計画を立ててがんばらせれば、そこまで過酷ではないと思います。
むしろ、みんなよりも成績がいいので、優越感を抱けると思います。

それから、医学部にはいって医者になるための勉強が恐ろしくたいへんだみたいなことをかいていらっしゃる「教えてGoo」の書き込みがありましたが、逆です。逆!
はっきりいって、ほかの学部よりもものすごく楽です。
ぼくはほかの大学の工学部にいっていたことがあるのでわかるのですが、そっちのほうがよっぽどたいへんです。研究室にこもりっきりで将来も決まらず、研究しなくちゃいけないですからね。

医学は楽しいですし、要領よくやれば、たいして勉強しなくても国家試験には合格できます。それは6年間も準備に使えるからです。
ただ、研修医になってからはものすごくたいへんだと聞きますけどね。
でも、それにみあった収入やステータスがあるとおもわれるので、ぼくはそのたいへんさも望むところです。

むしろ、患者に奉仕できて、充実した生活をできると思ってわくわくしてます。


追伸2

ぼくが医者になろうと思ったのは、祖父が癌で死んだからです。
それから、病気がちな親父が、わりと健康マニアだったからというのもあります。

将来の夢は?
ときかれて、祖父が死んだあと、なんとなく医者っていってしまったのがすべてのはじまりです。
はっきりいってモチベーションなんて「お金持ちでかっこいいから」ぐらいですよ。
患者に奉仕し、人類愛と慈愛をもった責任ある職業だなんて、小学6年生が思うわけないです。

親御さんは、こどもの将来を親が勝手に決めていいんだろうかと悩むかもしれませんが、気を楽にしてください。

親が期待するほど、こどもは嬉々としてがんばるものです。

親がこどものレールをあらかじめ用意するのはよいことだと思います。

むしろ僕の親はその点がものすごく適当で、恨みさえします。

親が医者だと、こどもは何の迷いもなく、医者になれてうらやましいと思う。


ぼくは、医者になりたいと思うきっかけなんてどーだっていいと思います。

たいせつなのは、心の根っこの部分で優しいひとが医者になれれば、医療不信がなくなるってことかな。

(ぼくの大学にはろくでもない医学生がいっぱいいるので、別に、「人格形成がしっかりしてなくちゃならんのじゃ」みたいなことはいいません。

実際、自分のことしか考えない医者って言うのはいくらでもいるし、コミュニケーション能力のない医者はいっぱいいます。もうすでにいるんだから、それに関して、ぶーぶーいってもはじまりません。現在の受験制度では人格のおかしいひとをフィルターすることはできません。)


おっと、話が横道にそれてしまいました。ぼくの医者になるきっかけの話でしたね。

医者になろうかなと思った小学校6年生のとき、「なりたい!医師」という本を親に買ってきてもらって読みました。

それから、なんとなーく、ずっと、医者になりたいから、いい高校に行きたい。
医者になりたいから、高校の成績をよくしたい。
と、がんばってたんですけど、もちろん、医者になる必勝法みたいなものを教えてくれる人が誰もいなかったし、インターネットで調べるという発想もなかったので、すごく遠回りしました。

でも、結局、医学生になっているわけですから、医者になりたいこどもや医者を育てたい親御さんを応援する、夢をかなえるための知識はある程度もっていると思います。

親御さんのアフィリエイト待ってます

みなさんの応援具合によって、このブログは進化します。

コメントにご質問やお悩みを書いていただけると、【質問コーナー】の記事の中でぼくが考えていることを書いていきます。


医者の平均給与、実際の労働時間、医者になるまでの親御さんの負担など医者にしかわからないこともどんどん答えていきますよ。


PS

電子書籍を出版しました。

【追記】
電子書籍を出版しました。
「ボイスレコーダーを使って速聴記憶して英語を喋れるようになる方法」「the art of memorizing(速聴記憶法の国際版。全部自分で英語で書きました。)」「大学受験用マインドマップ法、二元論→理解法、ボイスレコーダ→速聴記憶法によるデータベース構築勉強法(国立大学に合格できる英数国理社の知識を全部紹介する本のおまけつき)」「医者になる夢を叶える本」の4冊です。




医学部医学科を志す受験生のみならず、どんなひとでも読めるようにしたいと思って一般的な名前にしました。

内容も大学受験に関係なくいかにして覚えたいことを記憶するかについて書かれています。

今後、医者になるための裏ワザ篇を追記していきます。

乞うご期待!

追伸3

筆者は「大学受験の勝者は、情報戦を制したものである」理論を提唱しています。

情報があれば、良い勉強法も記憶法も手に入るし、どの大学を選択すればいいかもわかるので、到達目標を容易に達することができます。

根本的な頭の良さや育ちの良さはほぼ関係ないです。(97.5%のひとに当てはまります。ぶっちゃけてしまいますが、2.5%のひとは、残念ながら、大きく関係してしまいます。ただ、2.5%のひとは、このサイトを見つけられないと思います。)

このサイトを見つけ出す能力がある親御さんは情報戦を勝ち抜く能力がすでにあります。ほぼ、勝ったも同然です。

だから、安心してお子さんを医者なり、サイエンティストなりを目指すのに応援してあげてください。

後々えらくなったひと(どこぞの社長やノーベル賞受賞者:北里大学特別栄誉教授の大村智先生)は『こどものころは医者になりたかったけど、受験で挫折した。今でも、あきらめきれず、医学の発展に寄与したいと思っている』とおっしゃるひとがいます。

その一方で『わたし、当直とか汚い手技とか無理だから、問診だけやってる産業医になるわ』とおっしゃる若い医者がいます。

後者を見ていて、本当につらいです。前者の人に医者になってほしかった。(医者にしかできない泥くさいことを、放棄する医者が多くなるほど、放棄しない医者にしわよせがいきます。そして、さらに放棄する医者が増えます。デフレスパイラル状態です。)

ちょっとした工夫で、本当に医者に向いている人が医者になれます。

ぜひ、本とかアフィリエイトとか買っていいただかなくてもいいので、ぼくが提唱していることを熟読してメモっていただき、実践してください。

追伸4.

最近の医学部受験情報雑誌をデータベースしておきます。



東洋経済はなぜか昨今の医学部お受験、医療問題に詳しいです。本の内容は医者が記事を書いてないので、記者さんががんばって素人なりに調べましたという感じがします。
こういう本は現役の医者、厚生省の役人、医者バイト派遣会社社員、医学部入試問題を作っている教養課程の教授、東進ハイスクール事務員に書かせるべきだと思います。
毎年、1回くらいは医学部受験について特集しています。専属の記者でもいるんでしょうか。
毎年毎年、懲りずに同じようなことを書き続けています。
どの高校が医学部受験に強いとか、どの塾が最強なのかとか統計を取っています。
数字でわかることもありますが、数字の抽出の仕方が頭が悪い物も多くて、的外れな統計になっているものが散見されて、つっこみたくなります。
どの塾のどの教師が最高なのかとか、どういう偏差値の学生がどれくらい入学したかと、何人受験して、何割合格したのかというデータが大切なのに、塾の合格人数で統計を出しています。
同じことが学校別の合格人数で統計を出しているところにもいえます。
単純に生徒数が多い高校や塾が合格人数が多くても意味が無いんです。少数しかいなくても、合格割合が高いのが本当にすごい学び舎であるということです。odds比やrelative riskというか、どのくらい合格しやすいのかという数字を出しなさいと助言したくなります。
統計学をかじっていないひとが記事を書くと浅はかな推測に満ちた記事になってしまい、それを読者のみなさんは鵜呑みしてしまいます。
本当に不毛です。

同様のことが、研修医特集や専門医、開業医特集についても書かれていて、読んでいてツッコミどころ満載です。
一番ムカついたのが研修2年を終えてすぐに開業したヤブ医者の記事を多様な働き方のひとつとしてとりあげていたことです。
医者の中には、Star Warsでいうところの、ルーク・スカイウォーカー、つまり正義の軍団と
ダース・ベイダー、つまり、暗黒面に落ちた軍団がいます。
研修おえてすぐに、専門医を取らずに開業した銭ゲバ(暗黒面に落ちた医者ダース・ベイダー)というか、医師免許剥奪級のヤブ医者をこともあろうに医師職業紹介雑誌に載せるなんて、編集者の気がしれません。

こういう医者を反面教師にして、みなさんは絶対に見習わないでください。暗黒面に落ちたら、やっていることは医療じゃなくて、ただの金儲けサービス業です。

こういう銭ゲバを紹介しちゃうと真似するやつがでてきて、さらに、社会インフラとしての医療が崩壊します。

この本を読むなら、あらかじめ、専門医として認められるまで修行をつまずに、金儲けに逃げた医者が特集されている。そうやって、蔑んだ目で読んで下さい(怒り新党)。

追記


さらに、医学部医学科、医師免許情報をアップデートします。
医学情報なら、医学部受験生はWikihikagle。週刊ダイヤモンド。東洋経済。プレジデントですね。
医者になったら、m3。Carenet。

さて、この本の中身の評価ですが、
1.学閥があるわけない
たとえば、東大と千葉大が対立してるとか平気で書いてますが、バ●なのでしょうか。ヤクザの島争いですか。
お互い悪口を言い合っていることを対立というのか。よくわかりません。
関連病院の取り合いは、基本、医局ごとでやります。診療科によって、関連病院が違いますので、大学ごとで対立というのはナンセンスです。
また、ヤクザで例えますが、医局の組長である教授が変われば、大学同士の医局の仲の良さは全く変わりますので、やはり、学閥だの、政権争いだとというのは、古風で陳腐です。
学会での権力争いはもちろんありますが、それはやはり、大学の名前を背負ってやるわけじゃありません。
大切なのは、組長個人どうしの仲の良さです。

2.もちろん、序列もない
繰り返しますが、大事なのは、診療科ごとに、実力が違うということです。医局員が多ければ、大きな権力を持ちます。
古い大学だからどうこうというのは、2000年以前は関係していたどうかも知りませんが、今はまったく無いです。
(出身大学は教授選でちょっとは関係するかもしれません。実力がないひとやその医局の歴史を引き継げないひとは、もともと選ばれません。大事なことは、その病院にどれだけ貢献できる教授を引っ張れるかであって、それが出身大学が大きな影響を持つかというと、それは診療科に大きく左右されます。たとえば、抗癌剤が得意な教授が引退するとき、いきなり、次の教授で、アレルギーが専門の教授が選ばれるわけがありません。医局が崩壊します。)

だから、安心して、大学は地元の大学か偏差値の低い大学にしてください。入局した医局がみなさんの医者としての最初のステータスです。(私立の医学部にはいると、どの国立の医学部に入局しても、ああ、私立にいけるお金持ちのぼんぼんだったんだと思われるだけです。)

3.医師ひとりあたりの論文数比較の無意味さ
繰り返して申し訳ありません。診療科単位で比較しないと意味ないんです。
論文数が1位の京都大学附属病院に就職しようが、医局全体で論文を年間3本くらいしか書かない診療科に入局しても、なんの意味もない。
論文を書けるようになるかは、論文をいっぱい書いている教授のいる医局にはいることが一番の近道です。
出身大学は関係ありません。残念。

上記の情報になんの意味もないだけに、小中高生やその親御さんに価値のある記事はつぎの項目だけです。

4.地元の名門の中高一貫校に入るのが、一番、オッズ比の高い国立大学医学部医学科に入学する方法。
たとえば、広島大学付属高校の10人くらいが広島大学の医者になるわけで、驚異です。150人中10人ですよ。
中高一貫校か知りませんが。
こういう地元の推薦枠がある名門高校に入って、推薦で入るのが一番楽だというのは何度も書いています。
この医者なった高校生がいっぱいいるよランキングトップ100の中高一貫校に入るのが一番簡単に医者になる方法です。
もちろん、高校に入ったら、即、中高一貫校用の塾に行く必要があります。



最近の医学部進学本は進化していて、面接で聞かれた内容とか、面接の方法まで載ってます。

更に、追記です。



この本、まだ読んだことありませんのでそれを前提にしてください。そのうち、読みます。すいません。

日本医師会がオフィシャルに高校生や再受験生のために、職業選択に関する本を書いています。
日本医師会は開業医の労働組合ですから、開業医の開業医による開業医のため行動をします。
勤務医の勤務医による勤務医のための行動はだれもやっていません。

ぼくとしては、開業医視点の医師の本じゃなくて、
医学科5,6年の学生と研修医1,2年目の医者のための診療科選択の本として医師の道を書くべきだと思います。」

現在、それぞれの診療科の学会ごとに、診療科をリクルートするためのパンフレットが無料でダウンロードできます。
医学生の皆さんは、なりたい診療科の学会をチェックしてみてください。

そのようなパンフレットはなぜか知りませんが、すべての診療科をまとめて一冊の本になってません。
こういう本を書くなら、まずすべての本をまとめてよと思います。
そして、二元論主義者としてはそれぞれの職業を一覧にして、比較表を作って欲しいです(厚生労働省の医務官がんばれ)。

一言に医師といっても、病理医と厚生労働省の医務官と小児科医は仕事の内容がまったあああく違います。
コミュニケーション能力がなくても病理医になれます。顕微鏡と論文と本とご遺体に触れる毎日です。
臨床に興味がなくて、統計学に興味があるひとも医務官になれます。デスクワークばっかりです。

ぼくは小児科医こそが、臨床医のなかの臨床医だと思います。臨床が好きで、人間が好きで、コミュニケーション能力があり、知識のアップデートもはやい、医者の鑑だと思っています。ぼくは小児科医じゃありません。

医学部面接のときは、小児科医になりたいと言っておけば、間違いありません。まともな人格だと思われます。

【追記】

この記事を書いたのは数年前になりますが、幼稚園児から高校生のこどもをもつ親御さんを励まし続けているようでうれしいです。

熱心な親御さんから多くコメントをいただき、ぼくのほうこそ励みになります。ありがとうございます。

当時はこどもからの目線でこの記事を書きましたが、昨今は親からの目線でも眺められるようになってきました。

医者の仕事って、診療科によって本当に多様です。

医学部と研修医までは小学校と同じでどの大学に入っても、病院で研修してもたいして変わりありません。

でも、診療科に細分化したあとは、同じ医者と呼ばれても、バーテンダーのようなサービス業もどきから、弁護士のようなコンサルティング業もどき、はたまた、警視庁捜査一課のような探偵業もどき、機械時計マイスターもどき、デザイナー兼お裁縫もどきまで多種多様です。

こんなに多様なのに、医療業界を知らない人が、「医者になりたい」っていうのは、バーテンダーになりたいのか、探偵になりたいのか・・・・とつっこみたくなる。

それでも医学生も受験生も世間一般のひとと同様に、まったく将来像を描けずに、進路を選ぶことになります。

だからこそ、「やさしい人が医者になってくれれば、バーテンダーになろうが、探偵になろうが、問題ない」ってことなんです。

医療の現場にはサイコパスと自閉症スペクトラムの医者が多すぎます。(コードブルーの山Pはサイコパス性が強いです。)

医者に向いていないひと(優しくないひと)が医者になってしまう時代はそろそろ終わってほしいです。

* 小児科医にはほとんどサイコパスと自閉症スペクトラムはいません。そういうひとは選択しないし、できないし、続かないからです。
佐藤オオキ(nend)と暗殺教室の作者の対談(NHK switch)を見ていて思ったのですが、

「自分が天才じゃないと自覚しているからこその弱者戦略として、どう受けるか考える」

漫画もデザインも、天才的なひとはいて、どうしてその発想をして作ったのかわけがわからないということがあります。

宮崎駿とか、鳥山明とか。

でもそういう天才のひとは弱者戦略をとっていないから、ピークを過ぎると面白さがなくなるのではないかと思う。

戦略をもっている漫画家なり、デザイナーはホームラン的で天才的なものはつくれないかもしれないけど、ツーベースヒット的な良作をコンスタントに世に出し続けられるのではないかと思います。

勉強法も同じで、大学受験のときに天才的に模試で点数を取れちゃうひととかこの世の中にはいっぱいいるわけですが、いざ、周りのもと天才である医者を見ていると、そのとき打ったホームランから長らくホームランを量産していないなぁと思う。

医者の世界におけるホームランだったり、ツーベースヒットは学会発表だったり、論文発表です。あと、臨床試験に参加したり。新しい治療法や診断法を創り出したり。

日常診療は大事ではあるけど、偏差値50のだれでも解ける模試でいうところの枝問題みたいなもので、ボールにバットを当ててるだけ。

弱者戦略をとって、医者の世界でもツーベースヒットやホームランを狙い続けている医者は本当に一握りです。

そういう医者が増えてくれた方が、もっと楽しい医療業界になる。

医者になりたい医学生や中高生のみなさんは、ぜひ、弱者戦略をとって、ホームランやツーベースヒットを狙い続けてください。
Neisseria meningitidis