合格した人だけ知っているだれでも国立大学医学部に合格できる裏技勉強法を全部紹介するブログ

偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

【追記】
質問いただきました。

質問。
「センターの傾向本を読んでそれだけで十分じゃないんですか?データベースを一から作っている暇がありません。」

(センター試験暗記を5年分、したくないっていうニュアンスなんでしょうか?いずれにせよ、だまされたとおもってやっておいたほうがいいと思います。一科目だけやってみて、効果を評価すりゃいいんですよ。)

(追記。注釈。ここでいう「暗記」というのは、問題→解答の流れを一瞬で想起できるレベルまで何度も繰り返して、小脳レベルで問題に慣れるという意味です。すべての問題を思い出すことができるというレベルじゃありません。意外に思われるかもしれませんが、この小脳レベルで反応できるというのが、大切なんですよ。大脳において天才じゃなくても、小脳だったら個人差ないでしょ?センター試験のメタファーには小脳レベルで慣れるのが一番手っ取り早く、得点力を底上げする方法だと思っています。この方法は、すべての資格試験に共通していることです。英検だろうが、TOEICだろうが、TOFELだろうが、医師国家試験だろうが、期末試験だろうが、過去問を小脳レベルまでしっかりやってないひとは得点できない。)


回答。

「実力によります。」以上

解説。

高校1年生は、必ずデータベースを作りながら受験に備えてください。じゃないと、知識がいつまでも曖昧で、結局、遠回りしますよ。

高校3年生で時間がないというのなら、間に合うように戦略を立て直す必要があります。

「書きまくるのは面倒だから、教科書をそのまますべて覚えちゃいたい」という戦略でうまくいくひとだったら、稀有な才能の持ち主で、たぶん、ここに質問を書いてないと思います。

凡人は凡人らしく、(僕を含め)、地道にやるしか方法ないんですよね。

ここで格言。

「凡人はノートに書き留めた内容くらいの量しか、記憶することができない。」

つまり、対偶でいうと

「天才は教科書の内容を、まるまる記憶することができる。」

天才か凡人か、みなさんが自分をどう思っているかで手書きのデータベース戦略か、教科書丸暗記データベース戦略か、変わってきます。

どっちでも、好きな方をやってみてください。

1ヶ月好きな方でやってみて、勉強した範囲をテストしてみて、うまく機能した方法を、のこりの受験生活で実行すればいい。

がんばって。




【本題】


また、質問をいただいたので回答します。

「センター75%くらいで伸び悩みます。どうやったら、80%以上超えますか?戦略を教えてください。」

センター試験に関する記事はすでに大量に書いているので、そこを参照しながら、読んでください。

一応、今になって感じてることを書きます。

1.センターは総合点で判断されるから、まんべんなく、いい点数をとる。

理数科目でほぼ満点でも、国語で50%しかとれないなら、75%が限界なわけです。

だったら、国語で70%取れればいい。

1.1「努力の量をX軸、その科目の点数をY軸にすると、得られるグラフは対数関数」

ちょっとの努力で、70%ぐらいまでは取れるようになりますが、80%を90%にする努力量は60を70%にする努力よりもはるかに多い。

1.2 「時間が限られているみなさんは、効率的に、文系の不得意科目を70%にして、理数科目を90%にする」


これが、最良の戦略です。

理数科目のほうが多いですから、上の目標にすれば、平均80%を余裕で超えます。

センターの理数科目で9割取れないなら、2次試験でもほとんど合格の望みはないと思ったほうがいいです。

理数科目がない国立医学部はほとんどないですから。

9割取れない人は、今からでも間に合うので、ぼくの書いた記事を読んで、しっかりデータベースの構築し、ICレコーダーをAmazonで買って、記憶してください。

2.「センター試験には、隠されたルール(プール問題)がある。隠されたルールを見破れれば、割と簡単に正解にたどり着ける。」

プール問題とは、毎年同じルールで出題される、同じテーマの問題です。

これを見抜けるようになりましょう。

これは文系科目、理数科目にもあります。

プール問題という概念は毎年行われる資格試験には必ず存在するもので、こういう思考様式を手に入れれば、医師国家試験だろうが、TOEICだろうが、はたまた、大学の期末試験だろうが、いい点数を取れるようになります。

2.1.「8割プール、2割新規問題。」

これがどんな試験と呼ばれるものにも当てはまるルールです。

いい点数を取れる人っていうのは、こういうものを誰かに教わって、意識的に勉強してるか、あるいは無意識にやっています。

みなさんは、プール問題だけ解けるようになればいいわけです。

3.「ぼくが過去に書いた記事をセンターに関するところだけ熟読して、こつをつかんだら、センター試験を過去5年分くらい、全部、丸暗記する。」

理解しきれてなくてもいいので、5年分を、問題→解答のプロセスを短い時間で繰り返して、100点取れるようになってください。

そうすれば、ぼくの書いた「プール問題、メタファー」がなんとなく理解できるようになります。

抽象VS具体

という2元が、調和したときだけ、うまく機能しはじめます。

具体がないのに、こつを教えてくださいっていくら言われても、ぼくの抽象的な言葉はみなさんに届きません。

まず、みなさんがしなければならないのは、僕の言葉を理解するために、具体例を自分の中に作ることです。

具体化のプロセスは5年分の暗記で十分だと思います。センター9割必要なら、10年分やってください。

さあ、とりあえず、いますぐに、面倒なら、最初は問題を解かないでいいので、問題→解答のプロセスをすべて復元できるようになってください。(補足、これを丸暗記と呼ぶ。)

(最初に、たいした実力もなく問題を解くという作業は、ボクシングで例えるなら、猫パンチしか知らないのに、プロボクサーとスパーリングするようなものなので、問題は解かないで、問題を読んだら、すぐに解答、解説を読んでもぜんぜん問題ないです。下手に、うんうんうなって、解答しようと無駄な時間を使わないでください。みなさんがしなければならないのは、データ集めであって、暗号解読ではありません。)



「3倍速ICレコーダーを使った記憶法」に引き続き、

最強の記憶法をまたしても、対象化することに成功しました。

これで、受験生のみなさんに必要な方法論と知識は無料で、ほとんどすべて公開されたことになります。

あとは、ただ、みなさんが努力量を増やすだけで、全員、医者になれます。

【いったんCM】
たしかに、莫大な情報がすべて無料で公開されているのですが、

Amazonのリンクを押したあと、なにか買っていただくとぼくへの激励になりますので、確実に有益な情報を発信する機会が増えます。

文章は公開し終えたのですが、残念ながらマインドマップの公開がまだまだ終わってないんです。

ちなみに、最近、食料品を買っていただきまして、ぼくへのバイト代が増えました。ひと月に1000円くらい。(買っていただきありがとうございます。)
家庭において一番、支出するのは食費ですが、みなさんがAmazonで同じ分、払うだけで、ぼくはもっと執筆時間が割けるのです。

お菓子、水、野菜、パン、米、牛乳なんでもAmazonに売ってます。

中高生もご協力お願い致します。




(お金の節約をかねて、ぼくもAmazonで毎月必ずなにかしら買ってます。交通費、労力が浮くし、なによりどこの店よりも本当にお買い得です。小売という商売はネット通販の時代に入りました。流通や在庫の無駄を省いてるから安くなる。たとえば、店でウインドウショッピングしてて欲しいモノがあって、価格コムの値段より高かったら、「ネットのほうが安かった」といえば、どの家電量販店も値札より値段を下げますからね。いい時代になりました。)


【CMおわり】

前置きが長くてすいません。

さて、本題。

【強制連想記憶法】

【定義】

覚えなければならないことを、無理やり、強制的にまったく関係ないがよくイメージが湧く、連想できる卑近なものに例えて、簡単に丸暗記してしまうこと。

Dr.Kスーパーフレーズ集(マイナー)という医師国家試験対策の語呂合わせ本に紹介されている方法論です。
実はこの本では「妄想記憶法」という名前で紹介されていますが、名前からその記憶法を類推しにくい、つまり名が体をなしていないので名前を変えました。

別に妄想しているわけではありませんし、この名前は、医学的にも、国語的にも問題があるので、強制連想記憶法とします。

【方法】
語呂合わせは、無理やり言葉の最初の文字を抽出し、ひとつの文章にしたりして、思い出すためのきっかけを作るものです。

一方、この記憶法は「これって、あれと似てる!」というインスピレーションで「Aという特徴」をまったく別だが、すでによく知っている「Bという特徴」に例えて、記憶を助けるという方法です。

アナロジー。「偶然の一致」を大切します。

【具体的な手順】

1.まず、覚えたいことをリストアップする。

2.そこから、一番はじめに、浮かんでくるインスピレーションを大切にする。

3.例える。茶化す。馬鹿にする。連想する。おもしろおかしくする。

猿岩石の有吉弘行が、よく芸能人にあだ名をつけますが、やってることはあの要領です。

連想のコツとしては、医学だったら、病名と連想をリンクしやすくすることです。

連想自体がワンパターンになってしまって、思い出しにくいといのは語呂合わせでも陥りやすい弱点です。

なるべく、病名から、連想イメージを想起できるようにすれば、一瞬で記憶するという荒業もできるようになります。



【医学での例】

前述のドクターKからいくつか引用すると

「サラセミアの赤血球はさらしもの」

「髄外造血の赤血球は、外に締め出されて涙」

「Plummer病はプランナー
1.プランナーという仕事は働き詰めで忙しい→甲状腺機能が亢進
2.忙しいので交代なし→自己抗体なし
3.肩こりがひどい→結節性こぶ
4.いつもカップヌードル→123ヨーソ、シンチグラムでHot」

「十二指腸潰瘍は、目下の人で若い人
1.年功序列で目下の若い人(20代から40代)に多い
2.未熟でミスを繰り返す→胃潰瘍に比べて再発しやすい
3.夜遊び好きでいつも空腹→夜間、空腹時、みぞおち痛い
4.堂々と遊びに行く→胃よりも穴があきやすい。特に、球部前壁にあながあきやすい。
5.下っ端はいやな雑用が多い→胃に比べて酸性強い」

「出血性腸炎は腕を伸ばした血気盛んな若者」
1.出血性→血気盛ん→若者に多い
2.手を伸ばして、Kの形→Klebsiellaが原因
3.若者は動作が俊敏で元気→発症が急だけどすぐに軽くなる
4.青年→青カビ
5.PC得意→原因の多くはペニシリン

すいません。医学ネタで。

みなさんも医学科4年になったら、そういうことだったんだーとわかります。楽しみにしていてください。

さて、

実は、何年も前に、ぼくは倫理という社会科目でとっくにこの方法で、つまらない倫理用語を一瞬にして丸暗記していたのでした。

というわけで、倫理における例を以下のリンクでご覧ください。

【倫理での例】

http://wikihigale.blog79.fc2.com/blog-entry-17.html






・・


・・・






ご覧いただいたでしょうか。
センター試験前に、このブログを発見できてみなさんラッキーでしたね。

この強制連想記憶法を使って、すいすい暗記してください。簡単に80点取れます。

90点以上は本当に理解してないと難しいですが、80点は確実に取れるようになります。

だから、一度、80点取れたら、あんまり勉強しないでいいです。



次に、こうして得られた連想イメージを、もちろんマインドマッピングします。

そして、それをICレコーダに吹き込み、3倍速で聞いて、定着させます。

これがぼくの考える、なんにでも応用可能な人類最強の記憶法です。

さあ、いますぐに、Amazonで何か買っていただき,
そのあとに、連想ゲームしてください。

遊び感覚で言葉遊びしてたら、いつのまにか、全部覚えていたという不思議なことになります。

【追記】

もはや

勉強とは、「ノートに一生懸命に教科書をきれいに丸写しして、写経して、指にペンだこができるまで書いて覚える」

という旧態依然ものから、

「総括と分析の二元性を大切にしながら、理解し、整理しおわったら、言葉遊びで連想し、ICレコーダーで聞いて覚える」

という新しいルーチンワーク、単純作業になりました。必要な能力といえば、机の前に一日8時間、勉強できる能力くらいです。残りの16時間は、睡眠、家事、テレビ、趣味、休憩に使っても大丈夫。

ゼロからスタートしても、このルーチンワークを少なくとも3年やれば、だれでも、医学部に入れます。

LDやADHDなど精神疾患を罹患していなければ、だれでも医者になれます。

この連想記憶法は、ぼくのまわりの頭のいい友達は(能ある鷹は爪を隠すで、あからさまにはいいませんが)みんなやってます。(ICレコーダの部分は音読でやってるっていうひとや、未だに写経してやってるというひともいますけど)

世界中でひとりでも多くの人にとって、「勉強するとはどういうことか」のパラダイム・シフトをしてほしいと思います。







【追記】
語呂合わせ記憶法や強制連想記憶法は、どんな人でもやっているし、もちろん、プロフェッショナル仕事の流儀で出てくるようなスーパードクターもやはり、この方法で記憶し、人の命を助けています。

ただ、恥ずかしいから、恥ずかしい語呂合わせや連想でいつも思い出しているなんてひとこともNHKではしゃべりません。
もちろん、日本人がだけがこの方法で記憶しているわけではなく、アメリカ人もやっています。

たとえば、JATECというガイドラインにのっとり、医者がやる救急のプライマリーサーベイ(最初に死にそうな患者さんにどんな診療をするか)では
ABCDが基本です。以下、Wikipediaより引用。

ABCDEアプローチ
Primary Surveyは、ABCDEアプローチに基づいて進められる。これは、下記の通りのものである。 A:Airway(気道評価・確保と頚椎保護) 気道の確保を困難にする要素。すなわち上顎・下顎骨折、顔面損傷、気道内異物。
B:Breathing(呼吸評価と致命的な胸部外傷の処置) 呼吸を阻害する病態。すなわち、フレイルチェスト(Frail chest)、開放性気胸(Open pneumothorax)、緊張性気胸(Tension pneumothorax)、大量血胸(Massive hemothorax)など。
C:Circulation(循環評価および蘇生と止血) 正常な循環を妨げる病態。ショック、心タンポナーデ、緊張性気胸に留意する。この際、腹腔内出血および胸腔内液体貯留・心嚢液貯留の検出のため、FAST検査が行なわれる。
D:Dysfunction of CNS(生命を脅かす中枢神経障害の評価) 中枢神経系の機能を評価する。意識レベル、瞳孔所見、片麻痺などの所見に留意する。なお、 搬入後、グラスゴー・コーマ・スケールで2点以上の低下が見られた グラスゴー・コーマ・スケールの合計が8点以下である 瞳孔不同やクッシング現象がある

まあ、以上のように、要するに、ABCDで語呂合わせを作って、この順番で確認しようよってことです。

また、救急の当直で以下の病気さえ見逃さなければオーベンが助けてくれますし、自分のミスで患者さんを死なせずに済みます。

TAFな3X;
(Cardiac) Tamponade 心タンポナーデ,
Airway obstruction 気道閉塞,
Flail chest フレイルチェスト,
Open pneumothorax 開放性気胸,
Tension pneumothorax 緊張性気胸,
Massive hemothorax 大量血胸の英語単語に含まれる
MAP;Massive hemothorax 大量血胸,
Abdominal hemorrhage 腹腔内出血,
Pelvic fracture 後腹膜出血

もっというと、セカンダリーサーベイでは
病歴の聴取を「AMPLE」という語呂合わせでチェックします。
Allergy: アレルギー歴
Medication: 服用薬
Past history & Pregnancy: 既往歴・妊娠
Last meal: 最終の食事
Events & Environment: 受傷機転や受傷現場の状況

一方、病歴聴取を救命士さんはGUMBAで覚えています。がんばって生きろってことです。
G:原因(受傷機転)
U:訴え
M:めし(最終食事時刻は腸管損傷や気管挿管時に必要な情報である)
B:病気(既往歴)
A:アレルギー

他にも、胸部の「PATBED2X」の8外傷
Pulmonary contusion: 肺挫傷
Aortic rupture: 外傷性大動脈破裂
Tracheobronchial rupture: 気管気管支破裂
Blunt cardiac contusion: 鈍的心損傷
Esophageal rupture: 食道損傷
Diaphragmatic rupture: 横隔膜破裂
2X Pneumothorax: 気胸 Hemothorax: 血胸

しつこいくらい救急の語呂合わせを紹介しましたが、それはJATECが本当にすばらしいガイドラインだからです。

JATECというのは外傷初期診療ガイドライン日本版(がいしょうしょきしんりょうガイドラインにほんばん、Japan Advanced Trauma Evaluation and Care、JATEC)という、救命救急センターを含む救急病院へと搬送された傷病者を迅速に検査・治療するための診療ガイドラインです。

すべての救急医がこの語呂合わせで覚えています。プロフェッショナル仕事の流儀で登場した先生ももちろんこの語呂合わせで診療してます。

日本公式語呂合わせ。

ここまで堂々と語呂合わせを全面に打ち出したガイドラインはありません。

人間の弱みをさらけ出した人類史上最高のガイドラインです。

人間らしいからこそ、すぐに覚えられるし、すぐにひとを救える正しい知識です。

これこそ、学問のあるべき姿だと思います。

救急に限らず、すべての医療、医学はこのようにあって欲しいものです。

たとえば、無月経の鑑別ガイドラインもJATECなみにいい語呂合わせがあれば苦労せずにすぐに覚えられるのになぁ。

ないから自分で作るしかないというのは、産婦人科医の怠慢のなせる業です。

将来、ぼくが専門医になったら、自分の学問分野くらい、JATECなみにいいガイドラインを作ってやろうと思います。

そのためにも、どうかご寄付をよろしくお願い致します。

Neisseria meningitidis