合格した人だけ知っているだれでも国立大学医学部に合格できる裏技勉強法を全部紹介するブログ

偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

もうすぐセンター試験ですね。レコーダー片手にがんばって。

ときに、

2600拍手突破しました。

最近は毎日、2,3人のひとが拍手ボタンを押して下さり、とうとう累計2600拍手を突破しました。

たかがブログを読んで拍手を押してくださるということは、(ぼくは他人のブログを読んで拍手ボタンを押したことがないので、)稀有なことでとてもありがたいです。
そして、わざわざボタンを押したあとに、Amazonでお買い物していただきありがとうございます。(伏線)
みなさんのご寄付が厳しい研修医生活の励みとなり、コーヒー代になります。お恵みを。

さて、2600拍手突破企画として、

NHK教育 白熱授業、幸福学についてデータベースします。
ついでに、
スーパープレゼンテーション 「統計学者が語る 世界一幸せな国とは?」も追加してデータベースします。
Ideas worth spreading!

この幸福学は、実は「研修医がドロップアウトせず、研修を終えるための技術」でもあります。

http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/happy/index.html


https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20141019-31-20735
拍手し、Donationしてくださる方がいる限り、医師を志すひとのため、がんばって情報開示します。

そのうち、研修医とはどういうCreaturesなのか。なぜ、研修医生活は厳しい生活であり、ドロップアウトするひとが、毎年、数%存在するのか。そして、どの病院で研修するのがベストなのか。研修医の性格と進路にあわせて、どういう研修病院で働くとドロップアウトしないのか、書きたいと思います。乞うご期待。

【目次】

第一章 お金とHappinessの関係
1. 幸福は自分の身に起こる出来事で決まるわけではない。
2. 幸せの定量方法「人生満足尺度」
3.「幸福、つまりHappyになるには、ケーキを作ることと相似である。
ケーキのつくり方は無限にあるように、Happyになる方法も無限である。」
4.幸せ感が高い人のほうが、統計学的に、長生きする。(Danner,Snowden and Reiesen 2001)
5.幸せ感をアップさせるのは、50%が遺伝因子(Happyなひとは遺伝的にハッピーを感じやすい。)、40%が意思、行動の持ちよう因子、10%が環境因子
6.環境因子、つまり、お金持ちかについて.

第二章 仕事とHappinessの関係
1. 主観的なHappyを定量するのに必要な要素「感情」と「認識」
2. なぜ日本人は国際社会の中で、お金持ちなのに、人生満足尺度が低いのか
3.金と愛と幸福感について。
4.どんな職業でも天職にできる技術「Job Crafting」

第三章 統計的に幸せな国とは?
1.地球幸福度指数
2.Do Five things,if you want to be happy.

さて、以下、本文。

第一章 お金とHappinessの関係

白熱授業の先生はThe university of British Columbiaのエリザベス ダン心理学部准教授。
"Happy Money,The science of Smarter Spending."( Elizabeth Dunn and Michael Norton.)の本に書かれていることをわかりやすく講義で教えてくれています。



1. 幸福は自分の身に起こる出来事で決まるわけではない。

結婚しても、近しい人を亡くしても、人生の満足度は2,3年すると元通り。

患者さんが亡くなっても、落ち込まない。

死ぬ人をいっぱい看取ることが幸福を「全体的に」さげることにはつながらない。

2. 幸せの定量方法「人生満足尺度」
質問法で、5段階。7つの質問で定量。
あるいは、fMRIで左側前頭葉の活性度で定量する。

3.「幸福、つまりHappyになるには、ケーキを作ることと相似である。
ケーキのつくり方は無限にあるように、Happyになる方法も無限である。」

ただ、ケーキを作るのに、小麦粉やホイップクリームが必要なように、Happyになるには共通の要素がある。

それは以下の4つの行動だ。Happyになるには、簡単で以下の行動をすればいい。

3.1.普段の生活の中で人と交わり、コミュニティのなかで他人と強く結びつくこと。
シャイボーイだろうが、シャイガールだろうが、あるいは、もともと外交的なひとだろうが、社交的に他人と話すだけで、幸せ感がアップする。

研修医がハッピーに研修をするためには、病棟の看護師さんや受け持ち患者さんと強く結びついた方がいいということがわかります。

看護師さんの名前は全員覚えましょう。(研修を終えるごとに、病棟が変わってしまうところが、研修医がアンハッピーである主な理由です。)

3.2.親切心。
無作為にひとに親切にするだけで、幸せ感アップ。ボランティア精神。

研修医は面倒臭がらず、看護師さんにも患者さんにも親切にしましょう。

積極的に、親切心をプラスアルファして診察し、検査し、治療しましょう。

うわっつらKindnessでもいい。

厳しさよりも優しさで患者さんを診療したほうが、自分がハッピーなる。

3.3. 感謝すること。自分にも、他人にも。

なにに感謝するかじゃない。ただ、感謝を表現するだけで、幸せ感がアップ。

看護師さんのご指摘に感謝。

上級医のつっこみにも感謝。

怒られようが、「ありがとうございます。勉強になります。」と言っておけば、心の傷は癒やされる。

3.4.ここにいること。没頭すること。別のことを考えないこと。一所懸命。「今を充実させることだけが、人生の目的である。」

注意散漫になるテクノロジーを人生から排除するだけで、幸せ感アップ。

医者っていうのは、つくづく、なかなかこれができないきつい職業だなあ感じています。
だから、今の医療システムでは、医者という職業で幸せを感じにくい。
どういうことかっていうと、

「休暇中に、『患者さんが急変したらどうしよう。今、呼ばれたらどうしよう』という雑念がでてきて、そわそわしてしまう」
ってことです。
休みの日くらい、患者さんのことをすっかり忘れて、自分の家族サービスや趣味に没頭できなければ、医者の幸せは患者さんの幸せにとって食われてしまう。
古い医者はこういいます。
「3.4を犠牲にすることを含めて、高給取りであり、聖職なのだ。我慢しろ!」
ぼくはこういいます。
「誰がきめたんですか」と。
代々、医者という職業がそういうことをやってきてしのいだからって、新しい時代の医者がそれをやらなければならない理由はどこにあるんでしょうか。
医者も人間として、Happyになれるように、ちゃんとOFFはOFFとして、なにかに没頭できるように、医療システムを構築しないとなあと思います。

4.幸せ感が高い人のほうが、統計学的に、長生きする。(Danner,Snowden and Reiesen 2001)

5.幸せ感をアップさせるのは、50%が遺伝因子(Happyなひとは遺伝的にハッピーを感じやすい。)、40%が意思、行動の持ちよう因子、10%が環境因子

(ソニヤ リュボミアスキー)
この40%の因子は1から4であげることができる。

6.環境因子、つまり、お金持ちかについて.
6.1.「750万円以上の収入」になると幸せ感は横ばい、プラトーになる。(プリンストン大学調べ)
6.2 経験を買う
2500万の家を買うより、2500万の宇宙旅行のほうが幸せを感じる。
ものを買うと、他人と比較してしまうため、70%の確率で買ったことを後悔する。(30%の買わなかったことへの後悔)
一方、経験を買うと、他人と比較できないため、20%の確率で後悔する。(80%が買わなかったことへの後悔)
(Rosenzweig and Gilovich 2012)
確かに、海外旅行に行ける学生時代にもっと海外旅行をしておけばよかったといっている先輩は多い。
そして、経験したことは他人にいいふらすことができるので、幸せ感がアップしやすい。
腕時計の分針を実際よりも前倒しして設定しているひとは、わずかな時間で最大の経験をしたいという欲張り屋である傾向がある。
一方、遅らせている人は、のんびり過ごす経験に重きをおく傾向がある
経験は、記憶に残り、ユニークであり、社会性を持っているため、モノを買うよりも、幸せ感をアップしやすい。
ものを買ってしまうと、ものを買ったという経験に満足してしまい、ものを大して利用せずに捨ててしまうというマーフィーの法則がある。
ものを買うという行為そのものがエンターテインメントであれば、ものを買った物質の価値にさらに幸せ感という付加価値が生まれる。

ぼくの理想としては、年収75000ドルを超える以上の時間は、幸せのために使いたいと思ってます。

それが、ボランティアなのか、旅行なのかわかりませんが。

6.3 ご褒美化「新しい見方をする」「中断を挟む」「消費を控える」
ぜいたくすればするほど、そのぜいたくに慣れる
慣れると感謝の念がなくなる
慣れることは、幸せ感をダウンさせる。
その対策として、ご褒美化。
普段、節制してそのぜいたくをしないことで、ぜいたくをぜいたくたらしめる。
チョコレート好きな医者がお金持ちだからって、毎日、チョコレート食べるのではなく、がんばったときに、自分にチョコレートを買い与えると、きつい仕事もがんばれる。
高級車を買おうと、軽自動車だろうと、通勤運転中の幸せ感は同じ。
ドライビングそのものを味わおうとアグレッシブに運転したとき、高級車は幸せ感を与えてくれる。(山道や海岸線を走るときのみ、高級車である価値が生まれる。)
味わうチャンスが限られるほど、幸せ感はアップする。

ますます、高級車を買うというのは意味が無いということがわかってきます。

維持費も高いし。

6.4 他者へのほどこし
だれかに強制されて他者にほどこすのではなく、自分の積極性があったときに幸せ感がアップする。
サプライズプレゼントの喜びとか。
研修医のうちは、あんまり患者さんへのほどこしに喜びを感じないのかもなぁ。
自分で、治療介入する実感が持てないからなぁ。
許可を取らないと、患者さんに医療をほどこせないと自分の積極性、自律性が発揮できず、幸せ感が得難いのは確か。
早く研修を終わらせたい。

上級医と治療の取り合いになる。それが、研修医。

利他が人間の根源的な喜びであるのは、サルだった人間が社会性を持って、サバンナで生存するために必要なものであったからで、3歳児だろうが、利他で幸せを感じる能力を持っている。


第二章 仕事とHappinessについて

仕事編の先生は、ポートランド州立大学心理学部 ロバート ビスワス ディナー先生。
(ポジティブ心理学 ペンシルバニア大学 マーティン セリグマンの弟子)

1. 主観的なHappyを定量するのに必要な要素「感情」と「認識」

1.1「認識」=「生活の状態、地位、欲しいもの」などを定量

月々の給料、親の財産、欲しい車とか

1.2「感情」=「楽しさ、感激などあらゆるポジティブな感情」を定量

期待、熱意、満足感、誇りとかポジティブであるならなんでも

同時に、ネガティブな感情も定量する。ネガティブな感情は逆に、ポジティブな感情になれるように変えてやろうという反骨精神につながるから。

そういう感情がなければ、新しいポジティブな感情が生まれてこない。

cf)人生満足尺度について
1 ほとんどの面で私の人生は私の理想にちかい
2 私の人生はとても素晴らしい状態だ
3 自分の人生に満足している
4 人生に求める大切なものを得てきた
5 人生をやり直せるとしても何も変えないだろう

以上、5つの言葉に対し、1点から7点で点数をつける。5点から35点満点の定量方法

2. なぜ日本人は国際社会の中で、お金持ちなのに、人生満足尺度が低いのか

2ー1 内向的な人間が多いから

シャイボーイズとシャイガールズ大国、日本。

たしかに、中流意識が強い閉鎖大国日本は、貧乏でも楽観的で外向的なパナマ人よりは、慎ましやかだろうと思う。儒教的な美徳がそうだからしょうがない。

上記、人生満足尺度において、ガツガツ7点をつけられるほど、日本人はずーずーしくない人が多いはず。

35点をつけてしまえるひとは、きっと、調子に乗ってると思われて、煙たがれるだろう

だけど、そういう調子に乗っている人が幸福であるという価値観が世界標準で、サイエンスとしてあるべき姿であると言うならば、日本人の価値観は変化していなきゃいけないってことになる。

多くのニヒルな日本人は抵抗があるだろうが、のーてんきで楽天的で、毎日、ハッピーといえるひとが増える方がいい。

2ー2 他人志向型人間が多いから

「みんながこーしてるから、わたしもこーする。」という発想は日本人は大好き。

日本人が、1民族しかいないと勘違いしているところに、この発想の原点があり、NHKの紅白歌合戦のせいでこの思想が刷り込まれてしまうんだろう。歌番組の紅白で大島優子さんが卒業発表したって別にいーじゃん。和を乱すとだめという発想が刷り込まれてるから、へこませようとする。(NHKの刷り込みについては、Google検索参照。)


3.金と愛と幸福感について。

3ー1 金と地位にこだわると幸福度がさがる。(カルフォルニア大学デイビス ロバート エモンズ)

イメージ

仕事
/ \
理想 目的意識

社会との繋がり

仕事がうまくいくと、幸福感がアップする。幸福において、仕事のしめる割合は一番上。

3ー2 愛にこだわると幸福度が上がる

愛に生きる、お金は大事じゃないと、心の底から思える人は、人生満足尺度が35点に近づく。

愛はいらない、お金が大事だと、心の底から思っている人は、5点に近づく。

大抵の人は、愛も大事だが、お金も大事だよ、現実的に、と心の底から思っているわけで、20点くらいの平均点に近づく。

4.どんな職業でも天職にできる技術「Job Crafting」

(このジョブクラフティングという言葉は

http://positiveorgs.bus.umich.edu/wp-content/uploads/What-is-Job-Crafting-and-Why-Does-it-Matter1.pdf

を参照。

上記、PDFのFigure 2をご覧ください。

ひとつひとつのやるべきことが無機質に羅列されている状態から、
              構造化し、有機的につながり、目標にむかった状態になっています。)

4.0 仕事を再発見する。あるいは、仕事の3つの段階について

日本語には、仕事という概念に、職業、天職・・・くらいしか言葉がないけど、英語には3つの概念がある。

Job=金のために働くこと

Carrier=経歴の向上のために働くこと

大きなことをしてやりたいと野心を持っている状態で仕事をすること

Calling=天職=神様からコールされた職業

自分の仕事は世のため、人のためになっていると実感して仕事をすること、社会的な意義を感じて働いていること

仕事が自分のアイデンティティと結びついていて、給料が少なくてもやってしまいたくなる


ジョブクラフティングする3つの技術

4.1 社会的な交流の質や量を見直す

たとえば、美容師は髪を切ることで、お金をもらえる。これがジョブ。顧客を抱えることで、独立し、新しい店を出して、店長になる。これがキャリア。

客と楽しく会話することで、やりがいをかんじることができる

客、同僚と円滑に交流することで、仕事が楽しくなる。これがコーリング。

研修医の場合、患者さんとその家族、上級医、看護師、コメディカルと仲良くなることが大切。

4.2 仕事の意義を広げる

大きな観点で俯瞰して、ひとつの労働を意味づける。

たとえば、美容師しばりで例示すると、髪を切って、お客さんに自信を持ってもらい、人生を輝かせる手伝いをしてるという意味づけをすることで、仕事に誇りを持つ。これがコーリング。

研修医の場合、患者と看護師、コメディカルのすべてに気軽に話してもらえる最下層の立場であることを利用し、病院を円滑に機能させる潤滑油になりたいと思えば、ジョブクラフティングできるかも。

雑用をボロ雑巾のようになりながらやらされると思わないで、上級医の手足になって習うより慣れろでやらされると思わないで、意義を見つけ出せないと、ドロップアウトしてしまう。

4.3 仕事のやり方や範囲を見直す

自分の昇級、昇給には関係ないが、喜ぶひとの顔を想像しながら、新しい自分らしいことを創造する、実践することで、ちょっと、社会的が良くなる。

ぼくがこの前、髪を切りに行ったとき、ラーメン雑誌がファッション雑誌の中にまざっていて、「ラーメン好きなんですか?」という話のきっかけになり、ラーメンの話で美容師さんと盛り上がる。そういうことがこの前あった。

ラーメン雑誌を置くという工夫で、ちょっと、店が良くなった。美容師さんもやりがいを感じていたに違いない。

研修医の場合、仕事の範囲を創造的に広げることはかなり難しい。やることが限定されているし、工夫をこらす時間も余裕もない。

なるべく、患者さんに関するあらゆる情報を得て、治療に生かすこと。

それでも、時間に限りがあるので、忙しい中、問診しまくることもできない。

自分の専門とする診療科で研修しているなら、工夫もしやすいけど。

うーん。 pending


自分の仕事に意味を感じられなくなった時、ぼくはひたすら、雑念を消すために、念じ唱えます。

「ジョブクラフティング。ジョブクラフティング。ジョブクラフティング・・・」

ちなみに、このブログはほとんどお金になりませんが、大学生のころから続けていて、医者になっても続いています。

ブログを書いて、本を出すにまで至ったのは、

「お金」→「キャリアアップ」→「二元論と速聴写真記憶法を世に広めることで世界をちょっといい場所にするのを助ける」とジョブクラフティングできているからだと思います。




第三章 統計的に幸せな国とは?

第三章のまえがき。

医者になってから、いろんな患者さんに出会って、その中のちょっとの患者さんを看取ってきました。

そして、自分のワークライフバランスや10年後の医師像について、改めて現実的に考えるようになりました。

考えていて思ったのが、結局、幸福学という哲学や思想、ものの考え方の軸がしっかりしていないと、自分にとって最適な答えが出せないということです。

医者として働く中で、患者さんの幸せのために貢献しているんだという意識が欠如することで、さまざまな医療ミスの誘発することや医療従事者の職業に対するモチベーションが下がるということを痛感しています。(医者だけじゃなく、看護師、コメディカルもね)

医者が幸せじゃないと患者さんも幸せになれない。

これを対偶でいうと、

他人が幸せだと自分も幸せになれる。

どっちも真です。

Nic Marks ニックマークス:幸福論統計学者

1.幸せはGDPでは測れないので、地球幸福度指数(The Happy Planet Index 2.0:HPI)で測ってみよう。

HPIについては下記リンクを参照。
http://www.happyplanetindex.org/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E6%8C%87%E6%95%B0

HPI=(幸福度:人生の満足度:QOL)×(平均寿命)/(ecological footprint:環境への負荷指数)
で定量できる。

計算してみると、HPIでいうところの、世界で一番豊かな国はコスタリカとなる。
ランキングは以下の通り。
1位 コスタリカ(HPIは64.0)
2位 ベトナム(HPI:60.4)
3位 コロンビア(HPI:59.8)
4位 ベリーズ(HPI:59.3)
5位 エルサルバドル(HPI:58.9)
45位 日本(HPI:47.5)
105位 アメリカ(HPI:37.3)

医者は「平均寿命」だけ気にしていればいいというわけじゃない。
「患者のQOL」もあげなくちゃいけないし、「病院の環境負荷(医療費削減もね)」も気にしないといけない。
ひとりじゃ全部あげられないから、病院や地方自治体、国の単位であげていく必要がある。

病院経営はひとりひとりが気にする必要がある。なるべくジェネリック医薬品を使うとか、不必要な検査を漫然と出さないとか。

患者を適当にみることは、QOLの低下につながる。

患者の担当医ひとりの医者に対するイメージは、容易に一般化されて、病院全体のイメージになる。

病院は患者ひとりひとりの満足度、幸せを考える

それだけじゃない。

病院は医者、看護師、その他コメディカルひとりひとりの幸せを考える必要がある。

医者が幸せなら、創造力が高まり、イノベーションは生まれやすくなる。

2.ニックの主張する「幸せを増やす5つの方法」

①つながること Connect!
人間関係が人生で一番、大事!

②活動的であること Be active!
動けば、気分が晴れる。研修で疲れたからって、土日に家でビデオばっかりみてると、憂鬱になる。

③敏感でいること Take notice!
患者の心の動き、症状に敏感になること。
自分の心の動き、症状に敏感になること。
コメディカルの心の動き、症状に敏感になること。
同僚の心の動き、症状に敏感になること。

世の中の動きや季節の変化にも敏感になること。

1000 awesome things

小さな幸せを見つける敏感さ

1000個も見つけると、ブログアワードで優勝するほどハッピーなブログになるわけ。上記のリンク参照。

④学び続けること Keep learning!
学会に参加し続けるために、研究はやんないとね。
別にインパクトファクターを狙って、すごい研究をやらなくてもいい。
興味のあることを、実験してみれば、楽しくなる。
論文を出そうと意識するだけで、その疾患のエキスパートになれる。

⑤与えること GIVE!
思いやりをもつだけで、脳の報酬系は活性化する。
利他と自利は表裏一体。二元論の根源ですね。

おごられるよりも、おごったほうが幸せに感じる。

上記5つの行動は、すでにこのブログでも主張しているし、どこかでだれかが言っていることです。また、NHKの幸福学特集でも言ってることをリピートしてます。

大切なことは大して多くないっていうこと。

3.医者としての幸せはどうやれば手に入るか?

①から⑤をその職場で得られるかどうかを考えてみれば、おのずと、答えは見えてくるはず。

①つながってるか:職場の雰囲気は良いか。仲間外れはいないか。いじめたりしてないか。怒ってないか。ぎすぎすしてないか。和を乱すひとがいないか。家族と疎遠にならざるを得ない環境でないか。

②活動的か:やる気に満ちてるか。患者の急変時に、アドレナリンがでるか。ハイパーでもハイポでもない程度の活動性か。

③敏感か:平気で傷つくようなことをいう鈍感な同僚がいないか。同僚のピンチを感じ取って、フォローしてくれるひとがいるか。疲れているひとをほっておく職場か。

④学べるか:症例数が多いか。少なすぎても、多すぎても困るけど。独自の研究ができるか。研究できる環境と上司がいるか。

⑤与えられるか:自分が与えられるほどに自分に与えてくれるひとがいるか。与えがいのある環境か。与えることが習慣になっている環境か。まわりがせこいひとばっかりか、そうでないか。

以上、5つの尺度で自分の職場について、再考してみました。
なんで、今の職場がだめなのか、あるいは、良いのか、対象化できた気がします。

自分が幸せになれる職場を探して、そこで、自分にゆとりができれば、創造的な医療、医学は展開できるんだろうなと予想がつきます。

今後も、書き足します。
「海外の医学部出た後日本で免許とったとして、日本の病院で冷遇されたりしますか?」

という質問をいただきました。

答えは「医局による!」です。

募集が3人のところに、30人とか応募してくるような医局なら冷遇されることもあると思います。

でも、そんな医局は1%くらいしか日本にありません。(独自の予測値です。東大だろうが、医局員不足の医局はいっぱいあります)

99%の医局は医局員を欲していますので、冷遇されません。(コミュニケーション障害の医者は冷遇されます。)

市中病院でも同様です。

有名市中病院で、変な人事担当の医者じゃない限り、冷遇される事はありえません。

そもそも肩書でひとを判断する事自体、ナンセンスです。

むしろ、2か国語しゃべれるという時点で、頼りにされますし、一目置かれます。

よっぽど帝●大学医学部医学科出身の医者のほうが冷遇されると思います。

理由は簡単で、ちゃんと勉強する習慣がない状態で医者になってるひとが多い大学だからと予想されるからです。

オーベンで上記大学のひとがいて、ひどいめにあったので、ぼくは上記大学の医者を冷遇します。
Neisseria meningitidis