合格した人だけ知っているだれでも国立大学医学部に合格できる裏技勉強法を全部紹介するブログ

偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

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聴いたられない速聴記憶術(精神科医が教える)


という本がでました。
10/30から5日間 無料で手に入ります。
「ボイスレコーダーを使った速聴記憶」本の表紙を変えて、文章を少し整理しました。
中学生のみなさん。買って下さい。

1年ぶりぐらいのメジャーアップデートです。

表紙は以下の本にインスパイアされました。

東京オリンピックロゴ問題と同じ理屈です。



さて、下記本のおびにある文章に対して、ツッコミを入れます。→矢印の右側がぼくのつっこみです。




「本を読んでも忘れてしまう」「時間が経つと覚えてない」・・・・・・。→当たり前です。

こうすれば、記憶に残すことができる。

毎月30冊の読書をこなし→医者なら論文読めよ。
毎日40万人に情報発信→そんな暇あるなら研究しろよ。研究した最新の知見をWikipediaでいいからアップしろよ。
異色の精神科医が教える、→正規分布でいうところの両端5%の医者ですね。多くの医者が一般の人々にむけて、『こういうのが医者なのか』と思わないで思うタイプの医者ですね。
脳科学に裏付けられた、→エビデンスレベルはいくつでしょうか?RCTしたんですか?
本当に役立つ読書とは?

「アウトプット読書術」→当たり前です。マインドマップノートにまとめるということですね。
「スキマ時間記憶強化読書術」→寸暇を惜しんで、勉強しろってことですね。
「5分、5分読書術」→集中が切れるから、5分毎に休憩しろってことですね。
「数珠つなぎ読書術」→インターネットでサーフィンするように、わからないことはすぐに調べろってことですね。

以上がつっこみです。
パラパラっと立ち読みしてザッピングしただけですが、真新しい技術、卓越したなにかがそこにあるわけではなかったです。
残念。

ぼくもこういうよさ気な帯や表紙を作ってくれる編集者さんに頼んで、本を売っていればベストセラー1位になれるのかなぁと思って、ツッコミどころをつっこみました。

上記商品リンクのAmazonのレビューで小槻さんがメモを箇条書きしていただいてるので、コピペします。
僕の本ですでにかいてあることを、既述と書いて紹介します。

・移動の電車が読書時間→意外と集中できる。速聴術でも紹介してます。既述。
・毎日1時間アウトプット→インプットしたらアウトプットするのは二元論ですね。既述。
・人は必ず運命の一冊がある→たとえば、僕の本とか。
・本の効果10年かかる→意味がわからない。
・99%忘れるのが普通→当然です。
・一週間に三回アウトプット→3回の根拠は?覚えられるまでやればよくないですか?
・3回使うと永久保存→3回?
・自分より外側にだす→アウトプットね。既述。
・インプット→アウトプット の繰り返し→既述
・アウトプット前提でインプッットをする→既述
・速読→深読→議論できるレベル→理解しろってことね。既述
・マーカーやメモをする→既述
・キュレーションをする→?
・ネットの見過ぎで生産性を落としている→過度の一般化。
・困ったら本を読め→別に本じゃなくても、インターネットでもいいです。
・人間は解決方法があるだけで安心する→当然です。
・成功している人は準備ができている→当然です。
・多読している人は直感力が鍛えられる→直感力ってなに?
・情報をもらう人→情報発信→講師→著者→専門家→→当然です。
・10年やるとまわりがやめている→トップになれる→→当然です
・通読→部分→→ミクロからマクロそして、マクロからミクロですね。二元論ってこと。既述。
・やりながら考える→本を読んだら試してみる→当然です。既述。

そういうわけで、やはり、ひとつひとつ見ていきましたが、なにも新しくないです。
なぜ、同じことが書いてあるのに、僕の本が売れないか。

Ans.:出版社が広告費だして宣伝してるから!
悔しいです。

あとこの本の筆者はイリノイ大学に留学していると書いていますが、日本の医者はアメリカで医療を行えないので、臨床留学ではなく、ただの学生として留学しただけです。
しかもたぶん大学院じゃないから、論文を出したかどうかも不明です。論文を書きに留学したのかなぁ。なぞです。
箔をつけるために、アメリカの大学名を出すところが・・・・ね。
論文名を引用してほしいものです。


これらのつっこみをしてるからには、ぼくはしっかりと勉強法に対する解答、作業仮説を出しています。

読書術じゃない。

読んで、知識を集めて、一枚のマインドマップを描いて、知識をつなげて、ミクロとマクロのノートを論理でつないで、完全に理解したところで、30秒ごとにレコーダーで録音して、毎日、3倍速くらいで集中して聞けって言ってるだけです。

この一連のルーチンワークをするだけであらゆる知識が身につく。

そして、テストに合格したいのなら、「テストはだいたい8割がプール問題理論」に基づき、プール問題をマスターするまで、小脳レベルで解答を瞬殺できるまで、繰り返し解け。

と言ってるだけです。

超シンプルだけど、面倒くさいという感情が邪魔してたいていのひとができないから、合格、不合格の差が出ます。

面倒くさいという感情を否定せず、身体の片隅に同居させておいて、勉強という行為を繰り返し、合格する側の人間になってください。

合格する側の人間が多くなることで、経済的に豊かになるひとが多くなり、日本のGDPは高まり、あらゆる社会問題を解決すると本気で思ってます。

細胞レベル→臓器レベル→読者個人のパーソナルレベル→読者の地域レベル→日本レベル→世界レベル

で考えてこの本、出してます。

読者のみなさんの行動パターンを変えることで、脳の神経回路を変えて、日本レベルで豊かになってほしいので、この本を書いてます。


最近、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をアニメ、ドラマと連続でみまして

世界の中心で愛をさけぶ以来の実存的な気持ちになりました。

村上淳とUAの息子さんにもらい泣きです。山田孝之にもらい泣きして以来の号泣だったなぁ。

じんたんにも、ぼくの本を読んでもらい、将来の夢をかなえて、せつないよねぇーにならぬようにがんばってほしいです。

中高生、がんばって。勉強術を鼻につけず、身につけてください。
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【学習率=学習÷体験】鈴木先生理論と中学生時代の自分と医師として働く今の状況と比較

テレビ東京ドラマ「鈴木先生」をアマゾンビデオで視聴していて、中学生時代のことを思い出して考えてみると

当時の同級生で優秀だったけど、夢がなかった友達は今も夢がなくて、現状を愚痴っている。

一方、努力家で夢を語っている友達は、今も努力家で、野望に燃えてる。

驚きはしないけど、みんな中学生のころとあんまり変わらない。

だから、この本やブログと出会えた中学生は「やる気スイッチを押す」「人生のデビューをする」「能力とやる気のフローが流れた状態になる」などいろんな形容詞があるけど、

「主体的な大人になる」って言う状態になってください。

ぼくの方法論で学習率をあげればきっと近づけると思います。

ときに、学習にはふたつの領域があると、



週刊 東洋経済で「教育の経済学」に書いてありました。

学習=単に勉強した内容の習得×非認知スキル

だと。

その中で、「非認知スキル」の重要性について説いていました。

ぼくがさっきいった「三つ子の魂百まで」エピソードは、

「非認知スキル」が伸びていないということを換言している。

また、鈴木先生が課外授業で教えてくれた学習率=学習÷体験

これもまた、非認知スキルである。

小中高のときに、非認知スキルを習得しないと、年収が下がります。

医者になりたい中高生は、非認知スキルがないと、医局選びを失敗し、専門医も取れずに、産業医や健診医、問診バイトばかりする医者になってしまうんではないかと感じています。(昨今の周りの失敗している同級生を見ていてそう思います。)

非認知スキルを教える視点に立って、ぼくは本を書いてこなかった気がします。

やる気とか、思想とか
1.論文を見つける。ダウンロードする。保存する。管理する。
ENDNOTEとかPapersとかいろんなアプリがありますが、最終的に行き着いたのは、ReadCubeです。
Pubmedなどで見つけた後はダウンロードして、適宜READ CUBEにアップロード。
Dropboxなどにアップロードして共有するのと同じことがReadcubeでできるところが最大のメリットです。

2.論文を読む。
Windowsであれば、Drawboard PDFというアプリ。あるいは、AdobeのAcrobat readerにWeblioのマウスオーバー辞書プラグインを入れる。
Androidなら天下一読。
iOSならBookman。

英語でわからない単語をすぐに調べられる状態で読むのが一番効率的です。

3.論文を引用する。
ReadCubeでも引用テキストを自動作成可能。

今のところ、これが自分にとって、一番しっくり来ています。



自炊した文献検索アプリまとめ

1.裁断し、ScansnapでJPEG化。いきなりPDFでPDF化する。あるいは、デジタル一眼レフカメラで奇数ページ、偶数ページだけ撮影して、ファイルリネームソフトで順番を入れ替えて、PDF化。

2.DROPBOXで共有

3.PDFビューワーで読む。
これが今、一番の悩みどころです。

だれかいいものがあったら教えてください。

横断検索はAppleのOSX El Capitanとかで採用されているSpotlight機能。
これをつかうと、PDFを全文において横断検索が可能です。

タブレット端末でこれと同じことができればいいんですが、いいものがありません。

M2 plusのように、高速でストレスなく文章が探せるアプリが、自炊の世界にもあればいいんですが、いいものがありません。

今のところ、アンドロイド端末では、天下一読でがんばって探して調べてます。

Windows 10の場合、インデックス設定で全文検索をオンにすればspotlightと同じことができるかもしれません。
外来で頭痛の診断するときに、3分以内の問診でやたらとMRIをすすめる医者がいたらやぶ医者だと思ってください。

http://www.jhsnet.org/information/guideline/1.htm

1次か2次の頭痛くらい、3分診療しなければわかる。巷のクリニック系脳外科医とか話を聞かずにやたらとMRIをとるからなー。

上記ガイドラインを読んでみてください。

既往歴、症状だけで、ほぼしぼれます。

中高生の頭痛はたいていが片頭痛です。とくに女性は生理前に起きやすい。

血管のせいで神経が圧迫されて痛みになります。

血管に作用する薬で痛みの根本を解消しますので、予防できます。高いですが確実に効きます。

https://www.jhsnet.org/ippan_zutu_kaisetu_02.html

受験あるから、トリプタン製剤くれと医者に行ってください。

追記。

ためしてがってんに出てた埼玉医科大学 神経内科 荒木信夫 教授によれば、予防薬として、以下リンクにある数種類の薬を使うと、高価なトリプタン製剤を使わずに済み、頭痛の頻度そのものを減らしてくれるそうです。

http://www.jhsnet.org/information/guideline/4.htm

たしかに、カルシウムブロッカーはお年寄りはみんな飲んでるし、血圧も下がって一石二鳥。

製薬会社としては、頭痛巨大市場に血圧の薬や精神科の薬を売り出せるチャンスですね。

ひどい頭痛持ちの人は、受験前に予防薬で根本的に解決するのもいいかもしれません。
肩こりは医学用語でなく、大学では習いませんが、昨今、整形外科領域で進歩があって、肩こりが筋膜の癒着によるものだとわかったらしいです。

詳しくは、NHKためしてがってんをご覧ください。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150909.html

http://wadainews.hatenablog.com/entry/2015/09/13/004659

中高生も筋膜の癒着で肩がこるので、つかれたらストレッチしましょう。

上記リンクでやり方の図解があります。

ぼくもやってます。

やわらかい体の人は、もともと、癒着がないので、肩が凝りにくいんですね。

(追記)



某日テレの教育バラエティ番組でやっていましたが、上記本の著者で東京医科大学の整形外科医の先生が肩こりは肩甲骨をストレッチすることで、解消できるとして体操を紹介していました。

大きな違いはもむという作業は浅い筋肉しか作用できず、深い筋肉に効果がないこと。

筋肉を破断させ、再生する過程でさらに癒着、線維化が進んでしまい、悪化すること。

痛みは抑うつの原因になること。

などをあげていました。

こちらの先生の場合、体操がシンプルなので覚えやすいというメリットがありますが、ストレッチさせて、その状態をキープするというコンセプトではないところが根本的に違います。

20秒以上筋膜をひっぱらないと、完全にはがれない理論を提唱しているためしてがってんとは違うんですよね。

どっちのほうがいいのか、信じるのはあなた次第です。(都市伝説風)


(本に追記予定)
【記憶科学と写真速聴記憶の裏付け】について

この方法で勉強し始めてから、あるいは始める前から、論文、雑誌やニュースで記憶関連のトピックがあったら見るようにしているんですが、たいして新しいことは見つかっていません。

ただ、ぼくが実践しているこの方法の正しさを裏付けるようなことはちょこちょこ見つかっています。

おもしろかったものをおすすめしておきます。


1.サイエンス誌での別冊特集




心を探る (別冊日経サイエンス) – 2015/8/21

(日経サイエンスは面白いですよね。ただ、読後感として、だから何なのとつっこみたくなるトピックスが多いです。結論が不明瞭な記事が多い。)

【内容】
驚くべき能力を持つ超記憶の人々の記憶方法,
記憶を整理して必要なものを引き 出すための脳のメカニズム,
習慣の形成や脳への刷り込みを制御する仕組みなど,
記憶に関わる最新研究を中心に脳科学と心理学の話題を紹介。


【目次】
はじめに

[CHAPTER1]記憶の謎に迫る
記憶の謎に迫る
超記憶の人々
記憶を調整する新生ニューロン
脳指紋は語る
「夢に見たもの」を脳画像からつきとめる:神谷之康

[CHAPTER2]記憶はコントロールできるか
恐怖の記憶を消す薬
習慣を作る脳回路
記憶の引き出し「コンセプト細胞」
乳幼児期を思い出せない理由
記憶が存在する場所

[CHAPTER3]知覚が生む能力
代替現実で時間をワープ
センサー網が実現するESP
助け合う知覚
身体を超えてつながる脳
デジタルより紙がわかりやすい理由

[CHAPTER4]心の在処を求めて
植物状態の人との対話
遺伝子改変マウスで人間のこころを探る:宮川剛
脳とこころのスイッチ エピジェネティクス最前線

[CHAPTER5]後天的な天才
ある日目覚めた天才 後天性サヴァン症候群
電気刺激で脳を改造
ミチオ・カクが語る心の未来

[CHAPTER6]瞑想する脳
瞑想の脳科学
マインドフルネスの効用

2.ハーバード大学でも、昔からがんばって、分類して構造化しようとしている勉強法

http://www.lifehacker.jp/2015/10/151010how_to_learn.html
https://hbr.org/1991/05/teaching-smart-people-how-to-learn



3.マインドフルネスについて
マインドフルネスとは瞑想の別名。
なにもせず、考えずにぼーっとする状態。

1日に何分かやるだけで、心が安定し、おこりにくくなる。自制心が生まれる。

以上。

ただ、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史教授(睡眠研究の世界的権威でオレキシンの発見者)も

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp520.html

サイエンスゼロというEテレの番組で連呼してましたが、「当たり前のことが全然わかってない」んですよね。

睡眠メカニズムでさえよくわからないのに、記憶メカニズムはもっとわからない。(国際統合睡眠医科学研究機構というと名前がかっこいいですが、『国際統合記憶医科学研究機構』だとしたら、怪しいマッドサイエンスなんじゃないかと感じてしまうところが、いかに記憶法が科学として陳腐化していて、進展がないかを物語ってしまいます。)

どうして、日記のようにすべてのことをエピソード記憶で暗記できてしまう記憶の達人がいるのか、本当に不思議です。

彼らは、映画のグッドウィルハンティングのように、天才的な数学の能力を兼ね備えているわけではない。

彼らは自分の経験した知識を「ただ知っている」だけで、すべての試験を軽々と突破し、全員がだれもがうらやむような職業についているわけではないし、何か国語も喋れるマルチリンガルでもない。



詳しくは上記の本を参照。

確かに言えることは、

【まだまだドラえもんの秘密道具である「暗記パン」がこの世に出てきて、テスト勉強しなくてもよくなる世の中にはならないということ。つまり、労力と時間はかかるということ。】

そして、

【なぜかわからないけど、紙に書いたり、本にアンダーラインしたほうが、タブレット端末にスタイラスで書き込むよりはるかに、記憶の定着には優れているということ。】

【なぜかわからないけど、何度もボイスレコーダーの音声を聞くという記憶行為(聴覚的学習)が現代の勉強法(聴覚的学習、視覚的学習、運動感覚的学習の3つ)の中で軽視されていること。】

(注釈:1960年代、米カリフォルニア大学バークレー校のリチャード・バンドラー教授とジョン・グリンダー教授は学習を次の3つのタイプに分類している。聴覚的学習、視覚的学習、運動感覚的学習)

です。

思いついたことを、メモります。

→医者という職業は、社会インフラ事業です。利潤目的のサービス業とは一線を画します。患者が医者に最高のサービスを得ようと、ホテルのコンシェルジュのように医者を扱うのは根本から間違っています。一方で、医者が患者をホテルの客のように扱うのも間違っている。

→患者満足度の高い医療はエビデンスのある医療と人間らしいコミュニケーションの上で成り立ちます。
医療は科学、つまり、統計学で成り立っています。治る治らない、副作用がでる、出ない、医者がミスをする、ミスしないはすべて統計学の上でなりなっている。さいころをふるようなものなので、患者も医者も、悪い結果が出たときは、ミスした者に責任追及すべきではないと思っています。もちろん、準備をせず、適当にやって、ミスをしたのなら、それはそのミスをした人の責任で、法で裁かれるべきだと思います。

→プロフェッショナル仕事の流儀とかでドラマチックに、感動的に、仕事を美化しているのには違和感があります。
こういう映像はミクロな視点でしか医療をとらえておらず、視野が狭い。マクロな視点が抜けてます。二元論の欠如です。

→医者は仕事の使命感というよりも、医者自身も医者はこういうもんだという医者に対する固定観念で仕事をしています。
だから、医者の固定観念に反する行為をすると、罪悪感があります。例えば、定時に帰ると罪悪感がある珍しい職業です。

→ぼくは医療費が初の40兆円を超えて、ひとりあたり、30万円も年間に医療費を使っている日本の現状がとても良い状態と思いません。
そのよくない状態の一端を担っているのが、医者の罪悪感です。
医者の残業代は本当に無駄です。医療は画一化され、再現性のある科学であるべきです。
医者が患者を心配するあまり、時間外で過剰に働いてしまうのは、ほかの医者を信頼していないことの裏返しでもあります。
医療はチームで行うものであり、個人ができることは専門家、画一化されるに従い、少なくなっていますし、少なくなるべきです。

→無駄な薬漬け(ポリファーマシー)、金のかかる検査、金のかかる治療、予防医学の普及のなさ、意識のなさ、国の政策のなさは病院経営、国の医療費を圧迫させます。2025年問題は医者だけでなく、政治家、患者、患者の家族、健常者がいっしょに考えていかなければならない問題です。


上記の考えをうまくまとめて、構造化しなくてはと思ってます。
北里大特別栄誉教授の大村智氏がまたノーベル医学、生理学賞を受賞されました。

ぼくの速聴写真記憶法も、そのうち受賞するだろうと思います。つって。


さて

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00087149-toyo-bus_all より引用します。


’’大村氏の人物評伝である『大村智 --2億人を病魔から守った科学者』(中央公論新社、2012年)の著者である読売新聞・元論説委員の馬場錬成氏は、あるエピソードを紹介する。それは今年7月、国際的に権威あるガートナー賞や日本の朝日賞を受賞した大村氏を祝うパーティーで、北里研究所関係者がスピーチで紹介した大村氏の4つの「顔」である。

 まず1つ目は、研究者としての顔だ。山梨大学を卒業後、都立夜間高校の教師から研究者に転じ、数々の抗生物質を発見して重篤な熱帯病を撲滅寸前まで追いやった。国際的な産学連携を主導し、約250億円の特許ロイヤリティを研究現場に還流させた実績を持つ。日本ではしばらくこの記録は破られないだろう。 

 第2は、法人経営者としての顔だ。財政的に行き詰まっていた北里研究所を立て直し、新しい病院を建設した。独学で蓄積した財務知識は、プロも認める経営感覚で辣腕をふるった。

 第3は、各界リーダーとしての顔だ。美術への造詣が深く絵画のコレクターとしても知られ、請われて女子美術大学の理事長を通算14年間務めた。公益社団法人山梨科学アカデミーを創設し、出身地の人々に向けて科学啓発に熱心だ。

 そして第4は人材育成の顔だ。大村門下から輩出した教授は31人、学位取得者は120人余りという数字は、教育者としての功績を物語る。公平で誰にもチャンスを与え、意欲を見せれば支援を惜しまない。

 馬場氏はこの4つの顔は、まさに大村氏の業績を簡潔に示したものと説明する。長時間にわたり大村氏本人のインタビューを実施した馬場氏は、「1970年代、日本で産学の連携がまだ珍しかった頃、海外企業と契約を結び、めざましい実績を上げ、多くの人々を病気から解放した。それが今回のノーベル賞につながった。研究者として超一流、法人経営者、教育者としても超一流なのが大村博士のすごいところ」と評する。

■ 人類を病魔から救う

 今回のノーベル賞の受賞対象となったのは、アフリカなどの熱帯地方に蔓延していた河川盲目症(オンコセルカ症)の特効薬イベルメクチンの発見・開発だ。静岡県の川奈ゴルフ場近くの土壌から採取した微生物が産生する化学物質をメルク社と共同研究し、メルク社は動物の寄生虫を劇的に退治する抗生物質を開発した。オンコセルカ症は、ブユが媒体となって線虫の幼虫、フィラリアに感染し、ヒトに盲目を引き起こす。’’

大学の寄生虫学の授業で習ったんですが、イベルメクチンがノーベル賞を受賞するとは思いませんでした。無料で提供しているのも知らなかった。


というわけで、理系と発明対価と給料問題

大村先生のすごいところは、250億円もロイヤリティを発生させているところだ。

創薬はそれだけ当たればでかい宝くじみたいなもの。

つまり、薬学、工学は金になる。

一方、理学部。基礎研究は良い発見をすれば、裾野は広いがその分、お金が発生しない。

お金に直結して、かつ、多くの人を救ったり、生活を豊かにし、ノーベル賞を貰えるような研究をするのがベストですよね。

大村先生はその点、すべてを叶えている。

高学歴Poorな理研(のような基礎研究所の)職員になるか、メルクのようなメガファーマ、製薬会社勤務の高学歴Richになるか、ぼくは後者のほうが幸せな人生なんじゃないかと思います。

http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E5%A2%97%E5%88%8A-Vol-30-No-15%E3%80%8C%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%A8%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E3%80%9C%E4%BD%95%E6%95%85%E3%81%8C%E3%82%93%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%8C%E5%A5%BD%E3%82%93%E3%81%A7%E8%A7%A3%E7%B3%96%E7%B3%BB%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%8C%E3%82%93%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BB%A3%E8%AC%9D%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%99%E5%89%B5%E8%96%AC%E3%83%BB%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%8D-30-15/dp/4758103259

実験医学増刊 Vol.30 No.15「がんと代謝〜何故がん細胞が好んで解糖系を使うのか?メタボローム解析が明かすがん細胞の本質から代謝研究がもたらす創薬・診断まで」 (実験医学増刊 Vol. 30-15)

免疫療法のつぎに来るのは、がんの代謝を利用した、セルサイクル鈍化薬かなぁー。

細胞分裂が早くなくなれば、別にがんで困ることないからなぁー
Neisseria meningitidis
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