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偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

☆医師用☆鑑別疾患はxyz軸の立体構造の中で考える

以下、ぼくオリジナルの考え方です。(2015年1月現在。)
もし、すでにこの考え方を対象化して、文章にしているひとがいたらごめんなさい。
寡聞にして知りませんでした。

命名します。
「鑑別疾患はxyz軸の立体構造の中で考える法」

(定義)
もやもやした病気を二元論でクリアカットに分類します。

(旧態依然の方法)
医学教育は病気という名の「自然」を、横暴にも「臓器」という形にあるもので分類してしまいました。
1000年前の医学だったら、それでよかったんですが、今は、病気の生理学がわかってきたので、臓器というメスで病気という自然を切ってしまうと、うまく分類できないんです。

そこで、病気を以下のような、x、y、z軸というメスで切ってやることで、割と、うまく分類できるようになります。

(新しい方法)
x軸:症状、あるいは、定性軸
y軸:緊急度、あるいは、時間軸
z軸:頻度、あるいは、確率軸

(例示)
医者:きょうはどうされましたか?
患者:せきがとまらないんです。あと、のども痛くて、熱があります。

ここで、x軸がでてきました。「咳嗽」、「咽頭痛」、「発熱」
次に、2つの軸を医者は用意します。
y軸で緊急度、つまり、「やばい病気かどうか」
z軸で頻度、つまり、「どのくらいありふれてるか」

X=「咳嗽」、「咽頭痛」、「発熱」
それぞれにおいて、Y軸、Z軸に疾患をマッピングします。

(注釈)
ここからのマッピングという作業は、ちょっと、専門性が高くなるので、今のぼくのレベルの医学力では正確にマッピングできません。
しかも、すべての症状に対して、ガイドラインとしてしっかりとマッピングされているわけではないので、困難を極めます。
ただし、どの医者であれ、患者が目の前に、症状をもって現れたときに、上記、x、y、z軸を広げているはずです。
無意識に。
意識的にやっているひとは、「名医」と呼ばれているひとたちですが、xyz軸という言葉で表現していないので、ぼくが初めて表現します。

立体的な「イメージ」として、疾患をとらえたところに、新しさがあると思います。

「咳嗽」、「咽頭痛」、「発熱」のそれぞれをxyz軸の空間に疾患を分布させて、それぞれの点と点を線で結びますと、最も「同様で確からしい」病名に確定診断できるようになります。

医学は科学ですので、医学生だろうが、医者30年目の教授レベルの医師だろうが、この思考プロセスは一定です。

x軸に対して、すぐに、y、z軸の平面が描けないと、SOAPを作りにいくことがうまくできません。

つまり、本当にちゃんとした医師の頭の中では、この空間を意識しつつ、今度は、「上善水のごとし」の論理カスケードの思考枠組みの中に入れて、検査を進めていくことになります。
SOAPスタイルで進めていきます。

(現病歴)→(既往歴)→(内服歴)→‥→‥→‥
Sがおわったら、次はO

(Vital)→(頭からつま先までの身体所見)→(血液検査結果)→(画像所見)‥→‥→‥

空間の中の疾患名はこのSOによって、いっきにしぼられていきます。
一個の病名にしぼれたらラッキー。
たいていは、2個以上、候補がでてきます。

「治療効果の経過を見る」という時間軸が入ることで、さらに病名はしぼられていきます。

SOAPは時間軸の中で、
SOAP1
SOAP2
SOAP3
SOAP4


.
繰り返されることで、さらに「同様に確からしさ」が改善されていく。

以上が、ぼくの疾患に対して、診療するときのイメージです。

こういう具体的イメージがないと、鑑別疾患という抽象概念の中で、いつまでも漠然として、診断に自信が持てなくなってしまいます。

ポジティブに言い換えますと、

立体構造の中で、疾患を把握できるようになると、診断に自信が持てるようになってきます。

参考文献は以下に追記します。
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