合格した人だけ知っているだれでも国立大学医学部に合格できる裏技勉強法を全部紹介するブログ

偏差値40台をとったこともある国公立医学部医学科に合格した現役医師がお送りする大学受験勉強法ブログです。               最強の勉強法とは「二元論を使うべし」と「データベースを作るべし」

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【論文作成入門講座】学会発表から論文投稿の技術データベース

新シリーズです。学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文作成に関する知識、技術がたまってきましたのでデータベースしていこうと思います。
申し訳ありませんが、これからの内容は医学論文関連だと思ってください。

【目次】
1.総論|学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文するとはどういうことか→人類の未到達点を少し広げること
 1.1.論文作成の人生における意味
 1.2.誰もやっていないことの楽しさと調べるのに付随して実力がつく
 1.3.サイエンスの諦観に克つ
 1.4.書き方のコツは二元論を酷使するのみ
 1.5.論文に書き終えなければ、どんな研究もやったことにならない
 1.6.論文を書いているうちに、論文を読む能力と解釈する能力と生み出す能力が自然についてくる。
2.ネタを見つける。仮説をたてる。
3.データを集める。
4.データを解析する。
5.仮設が正しい、正しくないとわかって、みんなに知ってもらいたい内容がでてきたら、学会でポスターにするか口頭発表する。
6.学会発表する。雑誌に投稿する。そして、論文になる。Pubmedにのる。
6.1 ポスターをデザインする。
6.2 
7.『仮想論文作成』-速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

以下本文。
1.総論|学会発表(ポスター発表、口頭発表)、論文するとはどういうことか→人類の未到達点を少し広げること
 1.1.論文作成の人生における意味
論文を作るのは、こんなイメージだとあるひとが言ってました。

『人類の叡智が地球の大きさだとしたら(1周4万キロメートルの球体)、

論文を出すのは、1mmだけ、その球体から出っ張ることだ』

と。 

世の中にないものを作る(新しいエビデンスを作る)というのは、株式会社に入れば、仕事としてやることになりますが、科学者(特に医者)は自分のやる気で、新しいものを作る必要があります。




上記の本を読んで、せっかく、医者になったんだから、健康診断や寝当直のバイトばっかりやってないで、人類の健康に奉仕しましょう。


 1.2.誰もやっていないことの楽しさと調べるのに付随して実力がつく

世界で誰も知らないことを、自分だけが知っているという状況が生まれます。これにときめきや情熱を感じることができれば、あなたはすでに論文を書けているも同然です。

口うるさい上級医も、偉そうにしている診療部長も知らないことを、自分だけ知っているし、そして、そのことについて、誰よりも詳しいというのは、研修医時代になめられていた分だけ、優越感を抱けるようになります。

ひとつのことを深く掘り下げると、様々な論文を付随して読み込む必要があります。そこで得た知識は、他の疾患にも敷衍することができ、他の疾患の理解が容易になるというメリットがあります。

  1.3. 医学界におけるサイエンスへの諦観

医者は科学者なんですが、『おれ、臨床だけやってたい。金にならないし』、とか、『わたし、論文とかムリ。こどもほしいし。もう疲れたし。』というひとが8~9割がたです。(独自の統計なので、もっといるかもしれません。現役で論文を1年に1個以上だしていない医者の割合です。)これが、ぼくが命名した『医学界におけるサイエンスへの諦観』問題です。

多くの医者が現状の給料に満足しており、家庭環境や労働環境からも、論文を書くのを諦めています。

残り1割の医者ががんばって、医学の地平線を広げています。それで、医学が発展しているのだから、そりゃ日進月歩だよなぁと思います。

逆に、臨床よりも、論文を書くことや、実験に興味があると、サイコパスなんじゃないかとか、コミュニケーションが嫌いなアスペルガー症候群の自閉症スペクトラムの医者なんじゃないかと、うがった見方をされがちです。臨床できるほうが偉いとか、地方の大病院で手術件数が多いほうがすごいという発想になる。

こういう発想がさらに、『医学界におけるサイエンスへの諦観』に拍車をかけます。

1.4.書き方のコツは二元論を酷使するのみ

分析 VS 統合
定量 VS 定性
帰納 VS 演繹

これらを使いまくっているうちに論文ができてきます。
逆にいうと、これらがうまく意識して使われていない論文はダメウーマンならぬダメ論文です。
二元論が使えなければキャリアウーマンになれず、ダメウーマンです。

まず、帰納的にやっていきましょう。
先行論文を大量にPubmedから検索してダウンロードします。
探し方は紹介した本の50のテクニックの中に入っていますのでそれを参照。

そして、分析です。
とりあえず、イントロダクション。
この中の最初に書かれているのはたいてい、疫学です。
疫学から書きましょう。
大量に探し出した先行論文の疫学の文章を抽出します。それらの参考文献を孫引きします。
そして、ダウンロードして、疫学の記述があっているのか、検証します。

先行論文の疫学の文章をひとつひとつ並べて眺めます。演繹です。

たいてい同じ内容が書いてあるので、 SVC をシャッフルして、同じ意味だけど、同じ動詞や名刺、形容詞を使わないように文章をずらします。thesaurusが頭に入って入れば調べなくても、文体を変えるだけでコピペ防止AIから逃れられます。

Fool-proof Englishになっているかチェックして完成です。冗長な表現はシンプルにでしたね。
あとは引用文献を投稿する雑誌に合わせて引用するだけです。

この作業を疫学以外にも、治療法などにも応用します。

5回くらいこの作業をすると、気づかぬうちに統合され、イントロダクションができあがります。

おめでとうございます。みなさんはもうすでに論文がかけるようになったも同然です。

マテリアルズ アンド メソッズでは定量的になにを分析したかを表現し、要素還元主義に徹します。
みなさんの論文を使って、実際に治療するときに必要な知識をそこにすべて盛り込みます。冗長になる場合はアペンディクスに入れましょう。
再現性の高さが問われます。
定量データは常にEZRを使って統計解析したり、エクセルに打ち込んで、定性的な図、表を作ります。

分析 VS 統合
定量 VS 定性
帰納 VS 演繹

結局、これしか使わずに、論文も作れてしまうことがわかってしまいましたね。

総じて、論文執筆には『二元論を使う』だけだってことです。

1.5.論文に書き終えなければ、どんな研究もやったことにならない。強固な鎖をつくれば、自分の誇りになる。

No work is done, until the paper is done. (ポォーん ♪)


山中伸弥教授のプロフェッショナル仕事の流儀を見ました。

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0911/

なぜ山中伸弥教授はここまでNHKの密着取材をさせたのかと思いました。

プライベートもさらけ出して。

それは、『職業紹介』と『寄付金集め』と『後進を育てる』ためだと思います。

日本は科学技術立国です。世界でもっとも、サイエンスとテクノロジーで『すんげぇ~』と人類を言わしめる国。ジャパン。

アメリカや中国みたいに広大な国土と人口がないので、ドイツを見習って、サイエンスとテクノロジーで人類の叡智を押し広げてきた。

医学の世界でも、『iPS細胞で臓器を作り出してしまえば、どんな病気になっても臓器ごと交換してしまえばいいので病気を克服できる』という裏技を山中伸弥教授が作り出したわけ。(病気の理屈や薬の開発を待たなくても克服できるところがすごい。がんも治せないけど、がんになった臓器を交換すれば死なない状態を作れる。脳転移したらだめじゃないかって?脳転移はガンマナイフでもぐらたたきし続けられる)

父親の肝臓がん罹患がきっかけで、そんなミラクルを実現させようとおもったところがすごい。

整形外科を志望して、発生生物学に変えちゃうところもすごい。

「論文を書く」ということが「鎖のひとつになる」ということ。

「バベルの塔を築くため、階段を一段作る」でもなんでもいい。

天才的科学者はかならずこの哲学というか思想というか、キャッチフレーズをいいますよね。

NHKのホームページから以下、引用。

『この春山中は、ひとりの研究者として、新たな研究に本格的に着手。その極秘の研究現場に、初めてカメラの密着が許された。iPS細胞に匹敵するかもしれないと取り組むのは、遺伝子「NAT1(ナットワン)」。まだ多くの謎に包まれており、その解明に挑む。山中は、さまざまな専門家の力を結集して、徹底的に多角的に、粘り強くNAT1を調べ上げていく。そこには、「鎖のひとつになる」という山中の哲学があった。生命科学はあまたの研究の積み重ね。iPS細胞を作成できたのも、それまでに多くの研究者たちがつないできた長い長い鎖があったからこそなしえたと山中は考える。ひとつひとつの鎖の輪をつなげていけば、いつか真実にたどりつく。だから、自分の目の前の鎖をしっかりと完成させる。それが、研究者としての誇りだという。』

初めての論文を書き終えた自分だから言えるのですが、やっと、ひとつ自分にも鎖をつなげられたなぁと思う。

ブログや電子書籍を書くということも通底する思想は同じなのですが、公的に認められた鎖は結局、論文を投稿して受理されることしかない(医学の世界だと)。産業の世界だったら、特許を取ること。

日本は鎖の数と質が良い方だったから、貿易大国になれた。

少子高齢化で若い人が特許や論文を出さなくなったらと危惧されてますが、ぼくはまず、ひとつ鎖を作りました。

中高生のみなさんも、二元論とデータベースと速聴写真記憶で論文なり特許なりを作ってください。

つぎの目標は特許かなぁ。

追伸。

『職業紹介』と『寄付金集め』と『後進を育てる』について。

『職業紹介』:ノーベル賞を取った現役の科学者の生き様が見られるのは、この番組だけ。中高生にとって、これほど、魅力的なテレビ番組はない。

『寄付金集め』:日本人の富裕層よ。無駄に贅沢品ばっかり買わないで、無駄に相続税払わないで、新進気鋭の科学者に研究費を寄付してください。お願いします。京都大学のiPS研究所の研究員はみんな少ない給料で、派遣社員扱いです。こんなに世界でも最先端のことをやっているのに不当すぎる。本当にかわいそう。

『後進を育てる』:後進であるぼくもそうですが、かなり影響を受けました。国や企業から研究費をもらって、送迎リムジンもついて、日本とアメリカを股にかけて研究するっていうのは、カッコイイですよね。

今、まさに、そこにいる、患者を救うのに間に合わせる基礎研究ってすごい。

ぼくも、そういう特許を生み出したいと思ってます。

1.6. 論文を書いているうちに、論文を読む能力と解釈する能力と生み出す能力が自然についてくる。

他人の論文を批判できるのは、自分がうまい論文を書けるからにほかならないことは、自分が論文を書き終わったことによって痛感しました。

論文を書くには、「この部分は、他のパイセン(先行論文の執筆者)はどう書いてごまかしたんだろう?」という疑問を持ちながら読むことになります。

論文はたいていわかっていないことだらけの部分に立ち入るので、パイセンもごまかして書いています。わかりきっていることなんて、論文に書く必要ないんです。

このごまかしかたがわかってくると論文を書くスピードがあがる。

『論文はAbstractとマテメソ、resultだけで価値が決まる。強い鎖かどうかわかる。』

二元論が使えている論文執筆者かどうかは、上記3つを読めばすぐにわかります。

イントロダクションもディスカッションもコンクルージョンも読まなくていい。この3つを読んでもなにも新しいことは書いていません。いかにわからないことをごまかしたかどうかが書いてあります。

これが読む能力。

次に、解釈する能力。

ガイドラインは「鎖(山中伸弥教授の記事を参照)」をつなげて解釈しています。

つまり、ガイドライン作成者の鎖のつなげ方によって、解釈が変わってしまうリスクがあるということです。

鎖の本質は、マテメソとリザルトです。ここから得られるp値からどれだけ信頼できる二元論が得られるかがわかる。

「Aという治療をすると、B%のひとがCになる(p値)」だから、Aという治療が勧められる(推奨度D)

ガイドラインを棒読みしてると、つまり、論文を孫引きせずに、マテメソとリザルトを読まないと、なにも解釈せずにガイドラインを鵜呑みにしているだけです。

これをやっちゃうと山中伸弥教授でいうところの「プロフェッショナル」にはなれません。

http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0911/

山中伸弥教授:「プロフェッショナルとは自分が何もわかっていないということをわかっているということ。

そして、それを乗り越えるように、ずっと努力ができること。」

ガイドラインを読んだだけでは、自分が何もわかっていないということをわかっていることにはなりませんよね。

次に、生み出す能力。

さきほど、いかにわからないことをごまかして書いたかパイセンの論文を探しに行くと書きましたが、そのごまかしを研究すればいいんです。かんたんですよね。

クリニカルクエッションなんてすぐに見つかる。論文を書けば。

ごまかして書かざるをえない状態に追い込まれるので、否応なく、次のネタをぶち当たってしまう。

論文を書こうとしないで、読んでばかりいても、表面だけさらっているだけなので、このごまかしに気づけません。

また、

また山中伸弥教授のプロフェッショナル仕事の流儀からの引用ですが、「予想外にこそくらいつく」ことでも、論文のネタになります。

患者さんが予想外に副作用がでたり、出なかったり、予想外に治ったり、治らなかったりしたら、患者さんに感謝して、それを論文のネタにさせていただく。


2.1 ネタを見つける。

2.2 ネタを見つけてデータを集め始めた時点から、論文を書き始める。

イントロダクション、マテメソはデータを集めながらも、書き始められる。

方向性が見えたら、リザルト、ディスカッションも書ける。

データを集め終わったら、解析して、アブストラクトを書く。

タイトルをつけて、即、投稿。

6.

7.『仮想論文作成』-速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

ぼくが提唱している勉強法におけるコアな方法論である速聴写真記憶法

これを利用した被験者群Aといままでの勉強法を続けていたコントロール群Bで成績があがるかフォローします。

その結果、3年後に大学に合格できるかを定量します。前向き研究です。

タイトル
速聴写真記憶法による成績上昇率と合格オッズ比

アブストラクト

イントロダクション

マテリアル & メソッド

リザルト

コンクルージョン

ディスカッション

リファレンス

アクノレッジメント

アペンディクス

論文作成に必要なツール

1.PCまたはMAC
MACの Word と Excelはとても使いづらいので、すべてWindowsで統一するほうがいいと思います。

かっこよさと見栄えでMACBOOKをつかっていますが。科研費で買うのはWindows Surfacebookにしようと思います。

2.アプリ

2.1. Excelでデータ入力
デファクトスタンダード。これ以外ない。

2.2. Scrivenerで論文書いて、推敲

2.3. Dropboxでつねにバックアップ

2.4. Google chromeでPubmedで先行研究検索。
すぐにDropboxで連携し、スマホで読む。
PDFに書き込みながら読むのを何度かやりましたが、そのうち、必要ないと気づき始めます。

2.5 Papers3は使えないので、フォルダを階層構造にして整理する。
EndnoteやPapers3などの論文管理ソフトは結局使えないことがわかったので、


続く。

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